アトピーには○○風呂が効果あり
〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?
アトピーはお風呂の入り方で症状が良くなったり、悪くなったりします。お風呂のお湯は当然ですが、肌に直接触れるので、どのようなお風呂に入るかというのはとても重要です。湯船に浸かって温まってしまうと、アトピーの症状が悪化してしまうので、湯船にはなるべく入らないようにしている人もいると思いますが、湯船に浸かると体に付いたら目に見えない小さな汚れが落ちたり、湯船に浸かることでリラックスするので、アトピーにもいい効果が期待できます。
そこでアトピーに効果がある〇〇風呂について調べてみました。
ももの葉風呂
まずアトピーに効果のあるものとしては桃の葉風呂です。ももの葉は古くから肌にいいとされていて、フラボノイドや、タンニンなどが含まれていて、炎症を抑えて肌を正常な状態に戻してくれます。
また、ももの葉ローションは、抗菌作用や、保湿効果がりアトピーやあせも、ニキビにいいとされていて、市販されているももの葉ローションもいろいろなものがあります。ももの葉風呂のやり方ですが、湯船に入れるももの葉は乾燥したものを使用してください。
アロエ風呂
アロエは紀元前から薬として使用されていて、その効果は、傷ややけどなどの肌への効果の他に、整腸作用や、薄毛など多岐にわたり、医者いらずともいわれています。このように効果のあるアロエをお風呂に入れるアロエ風呂は当然アトピーにいい効果があります。ただし気をつけなくてはならないのは、生理中や、妊娠中はアロエの使用は控えてください。
みかん風呂
みかんの皮は漢方としても使用されていて、湯船にみかんの皮を入れるとミネラルがお湯に溶けだし保温効果があります。また肌にうるおいを与えアトピーの改善に効果があります。みかんの皮は、非常に手に入りやすく、中身をおいしく食べた後の皮を使用できるので、お勧めです。
みかんの皮ですので、お風呂に入れるといい香りがするので、リラックス効果もあります。みかん風呂のやり方は、まずみかんの皮を洗います。みかんの皮には薬品がついている場合があるので、よく洗ってください。みかんの皮を小さく刻みそれを手ぬぐいやガーゼに包みお風呂に入れてください。
ウーロン茶風呂
ウーロン茶風呂を始めて聞く方も多いと思いますが、アトピーにウーロン茶風呂が効果あります。ウーロン茶風呂は痒みを抑え、肌がしっとりすべすべします。ウーロン茶に含まれているカテキンには抗酸化作用や、抗菌作用があり、皮膚が修復、再生されます。ウーロン茶風呂のやり方は、ウーロン茶のティーパックを鍋で煮て、その出汁をお風呂に入れてください。
塩風呂
よく海水浴に行ったらアトピーが改善したという人がいますが、これは塩の効果によるものです。ただ海水だと肌にいい成分の他に、アトピーに悪影響を与えてしまう成分も含まれていますので、人やその時の状況により、いい効果が出るときと悪影響が出るときがあります。
家ではお風呂に塩を入れてみてください。塩には殺菌作用があるのと天然塩にはミネラルも入っているので、塩風呂に入った後には、かゆみがおさまったり、肌がしっとりします。
塩風呂を行う時の注意点ですが、塩はいつも料理に使用している精製塩ではなく、天然塩を使用してください。天然塩はミネラルやカルシウムなどミネラルが入っていて、アトピーに効果がありますので、天然塩を使用してください。そして塩風呂に入った後はシャワーで塩を洗い流してください。
塩を湯船に入れる量ですが、始めからたくさんの量をいれてしまうとかえって肌を刺激してしまう場合もありますので、始めは少しずつ入れて様子をみながら塩の量を増やしていってください。
ハト麦風呂
ハト麦茶を飲むことはアトピー改善に効果があります。詳しくはこちらの記事を見てください。アトピーにはルイボスティーとハト麦茶がいいその飲むと効果のあるハト麦茶の出し殻を手ぬぐいやガーゼに包んで湯船に入れてください。入浴後は肌がしっとりします。注意点としては、ハト麦を飲むときの注意と同様で、妊婦の人は流産の可能性があるので、やめたほうがいいです。
温泉はアトピーに効果あり?
温泉の効能には美肌効果がる温泉も多く、殺菌効果や保湿効果が期待でき、当然アトピーにも効果があります。そしていつもの家の湯船ではなく、旅館などで温泉に入ることが多いので、日常と違う景色や雰囲気で入浴することで、リラックス効果もきたいできます。
ですが、温泉は多くの人が入浴するので、お湯の中に雑菌が入っていたり、温泉の種類によってはアトピー肌を刺激してしまいかえって症状を悪化させてしまう場合もありますので注意が必要です。そして温泉の温度にも気を付けてください。温度は40度くらいまでの少しぬるめの温度がアトピーにはいいですので、あまり熱すぎる温泉には注意してください。
入浴するときの注意点
いろいろアトピーに効果のあるお風呂をご紹介させていただきましたが、アトピーの方がお風呂に入るときの注意点ですが、湯船の温度は38度から40度にしてください。体を洗う時は肌を刺激させないようにするため、アトピーの人はよくあるナイロン製のタオルは使わないようにしてください。体がかゆい場合にはナイロン製のタオルで体をゴシゴシ洗うと気持ちがいいのですが、軟らかいタオルで軽く洗うか、もしくは手に石鹸をよく泡立てて、手でやさしく洗ってください。
また使用する石鹸はやシャンプーは刺激の少ないものを使用してください。
体を洗う順番ですが、一番最初に頭を洗って、その後に体を洗うようにしてください。なぜかと言いますと、最初に体を洗ってしまうと、汚れと一緒に肌の保護成分も一緒になくなってしまうため、その後に頭を洗うと、洗髪されて洗い流されたものが、刺激に弱くなっている肌を流れ、肌に悪影響を与えてしまうからです。
肌を清潔に保つことはもちろん大切ですが、だからといって1日に何度もお風呂に入ってしまうのはあまりよくありません。夜は普通にお風呂に入り、朝はシャワーを浴びる人もいるかと思いますが、体を洗う回数が多いと、肌を保護している本来必要な肌の油分まで落としてしまったり、肌が保護されていない状態で外出することになり、大気の汚れや紫外線などの影響を受けやすくなりますので注意が必要です。もし朝もシャワーをどうしても浴びたい方は体を洗う時に、肌を刺激しないように優しく、かるめに洗うようにしてください。
また入浴後は肌が乾燥しますので、お風呂から出たらなるべく早くクリームやローションを塗るなどして、保湿を行ってください。
まとめと感想
アトピー改善に効果のあるお風呂は結構たくさんあるのですが、人や、その時の状況によって効果のあるものと逆に悪影響をあたえてしまうこともあるかもしれませんので、少しずつ試しながら効果のある物を選んでください。ハト麦など、飲んだり食べたりして効果があるものの食べかすや飲みカスなどをお風呂にいれることにより効果があるものがあるので、食べてその後、お風呂でも利用できるので、手間もあまりかからずにできるのでいいですね。
お風呂は一日の疲れをとり、リラックス効果も期待でき、子供がまだ小さいときは、お風呂用のおもちゃで遊んだりして特に触れ合うことの少ないお父さんと子供で、親子のコミニュケーションも図れるので、上手く利用しアトピーの症状改善に役立てたいですね。
お風呂の入り方でアトピーが良くもなったり、悪くもなったりするので入浴の仕方はとても大事ですね。
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