昼間はかゆくなくても夜になるとかゆくなる
〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?
アトピーは昼間は我慢できる方でも、夜お風呂でシャンプーするときや、洗髪後にドライヤーをかける時に頭皮をかいてしまったり、お風呂を出た後、腕や足などに症状が出てしまい、眠れない場合もあります。また眠れたとしても、寝ている間にかきむしってしまい、起きたら血まみれになっていることになることもあります。
夜になるとかゆくなってしまう
その原因は入浴によって体が暖められたためでもありますが、自律神経の働きにもあります。 昼間は主に交感神経が働いており、仕事をしたり一生懸命何かをするのにかゆみは邪魔になるので、かゆみ自体は昼も存在はしていますが、感じにくいようになっているのです。 夜になると、それが休憩モードになり、副交感神経が主に働くようになります。そうすると、昼間抑えられていたかゆみが感じられるようになります。
その対策として、界面活性剤、とくに合成界面活性剤はアトピーの難敵と言われていますので、シャンプーなどに含有しているか調べて、排除する必要があります。もし可能ならお風呂、シャワーは寝る直前には入らず、もっと前に済ませておいたほうがいいです。
かゆみの原因の一つに布団に生息するダニが挙げられます。布団は布団用ノズルを使って、できれば毎日、少なくとも1日おきで掃除機にかけましょう。防虫剤を使用するのも効果的です。
専用の手袋もありますが手袋は苦手な方は、爪を短く切って丸く削るのも効果的です。保湿剤を塗るのもいいかと思います。かゆみは乾燥が原因でもあるので、保湿剤を塗ることによって乾燥を避けることができます。もしかゆみが出てきたら、枕元に保冷バックに保冷剤を入れておいて、冷やしてかゆみを忘れさせます。
生活習慣の改善をする
それでもかゆい場合は、軽く叩いたり、清潔なタオルやガーゼでこする感じに使って、なるべく被害を少なくします。こまめな水分補給も有効です。熱からかゆみが発生するので、ある程度体温を下げて寝るのもいいかと思います。
そしてとにかく、まず睡眠を十分にとることです。
生活習慣を整えることが何よりも大切です。自律神経のバランスを乱す要因は乱れた生活リズム、睡眠不足、乱れた食生活、運動不足、喫煙です。朝は交感神経が働き始める時間なので、体のリズムに合わせて生活しましょう。
早起きして、軽くからだを動かし、夜は早めに就寝するようにします。症状が重い場合は大変なこともあるので、そういう方は軽く昼寝したりして睡眠時間を確保しながら、休日もできるだけ朝早く起きるようにしていきましょう。”
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