アトピーの人は手が荒れやすい。手のケア方法と対処法

〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?

アトピーの人は手が荒れやすい

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小さいころにアトピーを持っていた方、今アトピーを抱えてる方、アレルギー体質の人は手荒れになりやすいですが、アトピーとは皮膚のバリア機能が弱い方に見られる皮膚炎です。手荒れ、を持つ方に取って皮膚のバリア機能はとても重要。

そして、アレルゲンが鼻に入ればくしゃみが止まらなくなって目に入れがかゆみも出て涙も出てきます。器官に入ると咳が止まらなくなって呼吸がつらくなり、それらと同じようにアトピー性皮膚炎も皮膚からアレルゲンが入ることによって炎症が皮膚に出てかゆみが起きるのです。

そして、風邪を引いたら熱が出るのはウイルスを体の外へ出そうとする免疫反応ですが、本来無害のアレルゲンを異物としてとらえて過剰に反応すること。これをアレルギー反応と言って、人により反応するものに違いがあって、症状も違って、治療法も違いがあります。

アレルギーを治すのは難しいですが軽減でき、ハウスダストに反応する方は定期的に室内の掃除などすればいくらか抑えられます。花粉症の方は花粉が少ない土地に行くと花粉症症状が出なくなります。

皮膚バリア機能低下と免疫バランスの崩れが手荒れにつながる

アトピーの方が手湿疹になりやすい原因は2つあって、水、洗剤をつかうことが多い生活環境でバリア機能が低下・免疫機能のバランスが崩れてTh2細胞が過剰反応する。

細かく分けるといろいろ理由がありますが根本的なものは皮膚バリア機能低下と免疫バランスの崩れが手荒れにつながります。そしてどうして手だけに炎症が起きるのかと言えば、手は一番物を触れることが多くて刺激を受けやすいですが、末端は心臓から遠く栄養が届きにくいです。

その為頻繁に刺激を受けていれば回復が間に合わず、アトピーの方かならず手湿疹になるかと言えばそうではないですが、手湿疹になりやすい体質なのです。そして、酒粕由来の乳酸菌の植物性ラクトバチルス乳酸菌は、乳アレルギーの方でも安心して摂取可能。

これが配合されたサプリで、アレルナイトプラスは手荒れの方にお勧め。千億個の乳酸菌と聞いてもピンとこないでしょうが、通常の手のひらサイズカップで30~100億です。アレルナイトプラスはかゆみ肌を持った方に視点を置いており、アレルギー抑制効果が確認されてかゆみ症状緩和してアトピーにも効果があると期待されてます。

そして、即効性はないですが薬を使わなくてもゆっくり穏やかに肌を改善してきます。肌をかいたことでできる傷を回復するため豊富なビタミン類が含まれてます。

手のケアは脂分の補給

アトピー体質の方は、まず乾燥肌にお悩みのことと思います。特に女性の方は台所に立つことも多く、これからの季節は、本当に大変だと思います。手のケアとしては、まず脂分の補給に尽きると思います。

最近のCMに限りませんがハンドソープのCMは殺菌についてかなりの時間を使って説明しています。もちろん、それが商品の目的なので当たり前なのですが、自身の経験からそんなに使わなくてもよいのではと思います。今回の話はアトピーの事についてだけですので、他のインフルエンザ等伝染病予防のことは置いておきます。

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アトピーの特徴は多くの場合、常にかゆみがあることだと思います。手の対処について、自分の体験や日常のケアをお話ししたいと思います。

手のアトピーで最も気を付けなくてはいけない点は、指先、特に爪の殺菌とケアです。爪先は皮膚との間に細菌が繁殖しやすいので、爪はなるべく短く切りそろえる事です。しかし切りすぎると今度は爪と皮膚の間が裂けてとても痛い思いをするので気を付けてください。

また帰宅時など手を洗う時は、ハンドソープを使われることと思いますが、その時はまず柔らかめの歯ブラシなどを使って爪先を重点的に洗うことをお勧めします。あとは手の平を洗い、手の甲は簡単に済ませましょう。

手を洗った後の対処法

洗った後は、清潔なタオルで出来るだけごしごし擦らないようにしながら水分をふき取り、ハンドクリーム等塗ってください。クリームと言いましたが、やはり軟膏等油分が多い物が必要だと思います。ここで注意点ですが、出来るだけメントールなど刺激分のない物をお勧めします。

もし、ひび割れなどで手先がとてもかゆい状態でしたら、あらかじめ海水程度の濃度の塩水をボウルなどに用意しておき、手を洗った後しばらくつけておくとかゆみが和らぎます。

濃度を濃くしすぎると非常に痛いので注意しましょう。つけた後は必ず真水で、手についた塩分を洗い落としてからクリーム等を塗って下さい。

また、他の対処法としてお湯や氷を付ける方もいらっしゃるようです。クリームの量ですが、やはり多めにつけた方が良いように思います。しばらくすれば乾いてきますので、ベタベタするのは少し我慢です。つけ方は、やはりごしごしと擦り込むのではなく、優しく塗ってた方が良いと思います。

ついでに爪にもよく塗っておくと、年齢が進んだ時に爪が割れることが少なくなるようです。爪の保湿も大事だと聞いたことがあります。
後、余談ですが薬としての軟膏の塗り方を先生から聞いたことがありますが、絶対に塗り込まないこととおっしゃっていました。薬はつけるだけで効くものなので、擦り込む必要はないそうです。擦り込むと皮膚を刺激し、市販の物よりも強い薬なので、塗った後非常にかゆくなります。

自分自身もそれを知らず、ずいぶんつらい目に合っていました。現在では、ネットで調べるられるのでずいぶん便利になりましたが、やはり自分に合った対処法を自身で作り上げていくのが大切なことと思います。自分の体験等が皆様のお役に立てれば幸いです。
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