アトピー性皮膚炎にはりんごが効く

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アトピーにリンゴ

rinngo
アトピー性皮膚炎とは、元々アレルギーを起こしやすい体質の方や、肌が弱い方によく見られる、皮膚炎症をともなう病気です。アトピーは、顔や首、手足に湿疹が出たり、強いかゆみを感じたりといった症状が慢性的に繰り返して現れます。そのため、かゆみに耐えられずに掻いて肌を傷つけ、より症状を悪化させてしまうといった悪循環に陥りがちです。

このような症状の悪化を防ぎつつ、アトピー性皮膚炎を改善に向かわせるためには、皮膚を潤わせバリアとしての機能を補うだけでなく、炎症そのものを抑制する必要があります。

アトピーの炎症抑制に効果のある食品や薬品はいくつかありますが、中でもりんごは入手も摂取もしやすい優秀な食品のひとつと言えます。
りんごには、炎症を抑える効果のあるポリフェノールの仲間『アップルフェノン』や『エピカテキン』が含まれています。

アップルフェノンは、アレルギー反応の発現に関係している『ヒスタミン』の放出を抑え、アレルギー反応を抑制してくれる働きがあります。一方、エピカテキンはお茶などに含まれているカテキンの一種で、強い抗酸化作用や抗菌作用があります。りんごを食べることで、これらの成分が体内に取り入れられ、身体の内側から炎症を抑えることができるのです。

リンゴの栄養価はとても高く、効果として有名なのはやはり整腸作用がありお腹に優しいです。またビタミンCも含まれているので、肌にいい効果がありますので、当然アトピーにもいい効果があります。そのほかの効果としては、疲労回復や、血圧を下げ、がん予防、変わったところでは、虫歯予防にもなります。

リンゴ料理

リンゴは皮をむいてそのまま食べるのが、一番一般的ですが、リンゴ料理をいくつか紹介いたします。まずリンゴ料理と聞いて一番に思い浮かぶのがアップルパイです。そのほかでは、リンゴを小さく刻んで、豚肉と煮たり、ポークソテーにリンゴのすりおろしを載せたりしてもおいしいです。リンゴジャムや、小さく刻んでサラダに乗せて食べる方法もあります。

おいしいリンゴの見分け方

スーパーにはたくさんのリンゴが並んでいますが、せっかく食べるのであればおいしいリンゴを選びたいものです。そこで、おいしいリンゴの見分け方ですが、まず全体的に赤いもの特に、おしりのところまで赤くなっているものが良く熟していておいしいです。また、持ったときの重さも重いほうが良く熟しています。

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リンゴの蜜

おいしいリンゴといえば、蜜です。木からリンゴの果実に養分が運ばれ、それが果糖などになり、あまくなるのですが、熟しきるともう養分が必要なくなるので、あまった養分が蜜となります。蜜自体は特別に甘いわけではないのですが、蜜があるリンゴは十分に熟しているということになるので、甘いリンゴになります。また蜜はすべての品種でできるわけではありません。蜜ができやすいのは、「ふじ」などです。

リンゴは皮をむく

また、腸の働きを整え、老廃物質や有害物質の体外排出を助ける『ペクチン』や『水溶性食物繊維』も、りんごには多く含まれています。
腸をきれいにし、アレルギー物質を早めに外へ出すことによって、免疫を良くしてくれる作用もあるのです。りんごは特異なにおいや風味もなく、幼児でも食べやすいので、普段から摂取するにはピッタリな食品と言えるでしょう。

リンゴを食べるときに気をつけるべき点としては、できるだけ皮をむいて食べた方がいいということと、人により果物アレルギーの症状が現れるかもしれないということが挙げられます。りんごの皮にはエピカテキンが特に多く含まれていますが、同時に『サルチル酸化合物』という成分も含まれています。

サルチル酸化合物には痒みを増す物質が含まれ、アレルギーの症状を悪化させます。アトピー性皮膚炎の方が食べる際は、必ず皮をむきましょう。また、花粉症の方によく見られる果物アレルギー(口腔アレルギー症候群)は、仮性アレルゲンの一種で、果物を食べた後に口内のかゆみや腫れを生じることがあります。

人によっては重篤化し、生死にかかわることもあるので特に注意が必要です。もし、りんごを食べて果物アレルギーの症状が出た場合には、すぐに食べるのを控えましょう。加熱したものならアレルギー症状が出ないこともありますが、心配ならまずはかかりつけの医師に相談し、食べても良いか確認を取りましょう。

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