アトピーの原因はタンパク質の取り過ぎかも
〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?アトピーの原因はタンパク質?
アトピーは小さな子どもがなりやすい皮膚の病気で、皮膚が炎症を起こし発疹が出たりします。もちろんアトピーは大人になっても続く場合もあり、現代社会では大人でも多くの人が悩む病気になりつつあります。
一般的にはアトピーの原因はダニやハウスダスト、食べ物などのアレルギーだとされています。しかし、アトピーに悩む人はさらにもう一歩解釈を深めておくと改善策にたどり着きやすいです。
もっと詳しくアトピーの原因を探るとタンパク質の存在にたどり着きます。多くの場合はタンパク質の過剰摂取によって体内バランスが崩れ、皮膚の整調がうまく出来ず炎症として現れているのです。
タンパク質を過剰に摂取すると体内で消化しきれず未消化のタンパク質が増えます。この未消化のタンパク質にアレルゲンが反応してしまうのです。ダニやハウスダストと言われるのも、実はそのものではなくその中のタンパク質に反応しているわけです。
日本では急激な西洋化で食事も魚や野菜を中心としたものから肉を使ったものが増えました。単純に普段している食事だけでもタンパク質の摂取が以前に比べて多くなっていることが予想されます。
アレルギーとは基本的に物質を過剰摂取してしまい体内のリミッターを超えた時に現れます。つまりタンパク質を過剰摂取して発症しているアトピーであれば、食事内容を見直すことで改善することができるというわけです。
アトピーの食事改善
アトピーの食事改善は、質素、味気ない、といった素朴な食事内容のイメージが強く気が進まないという方も多いと思います。全く肉や油を使った料理を食べてはいけないというわけではありませんから、食べる量を調整すれば大丈夫です。
肉料理ばかりを毎日食べているともちろん過剰摂取してしまうので、まずはメインを肉にするのを週の半分などに減らしてみましょう。変わりのメニューとしておすすめなのは青魚や豆腐などの大豆食品です。これらはタンパク質を含みますが、脂っぽくない良質なタンパク質で消化しやすく体内の調子も整いやすいですす。
また、メインの肉料理の量を減らして副菜で野菜の煮物や具沢山の汁物などを増やすのもバランスが良い上に満足度も高くおすすめです。日々の食事改善はちょっとした心がけで十分可能ですので意外とチェレンジしやすいです。
長く悩まされてきたアトピーの正体が外的要因だけではなく日々の食事にも潜んでいると思うと少し対策方法も変わってきますよね。思い当たる所がある方はまずタンパク質の摂りすぎに気をつけてみてください。
タンパク質を適量にする
このようにアトピーの原因の1つとして考えられているタンパク質ですが、結論を申し上げれば、タンパク質は必要な栄養素ではあります。しかし多すぎる事は問題なのです。
そもそも人間の体にとって、タンパク質が重要な成分である事は、誰しも認めている話です。やはりそれが不足してしまいますと、体調不良になる確率は大幅に高まります。したがってタンパク質を食べない事は、実は大いに問題がある訳です。
ところでタンパク質にも、量に関する問題があります。確かに適切な分量ならば、それを摂取する事は問題ありません。しかし過剰にそれを摂ってしまいますと、総じて大きな問題が発生する確率が高まる訳です。
そもそも人間の小腸や大腸は、常にタンパク質を分解しています。細かく砕かれた結果として、アミノ酸という形状になる訳です。それが体に行き届く事によって、健康状態をキープする事ができます。
ところが人によっては、あまり砕かれない事があるのです。それが上記でも触れた過剰摂取です。やはりあまりにもボリュームが多すぎますと、どうしても小腸や大腸の中に、タンパク質が残りやすくなってしまいます。
食生活を見直す
それで残ってしまったタンパク質は、実は血管に対して悪影響が生じやすいのです。血液内に有害な物が残留していると、どうしてもそれは皮膚表面に対しても悪影響を及ぼしがちです。お腹と皮膚表面は、全く関係無いように見えますが、間違いなく密接な関連性がある訳です。それがアトピーという形で、肌表面に出てしまう訳です。
ちなみにタンパク質のボリュームが増加する原因としては、欧米食品が考えられます。日本食の中には、実はあまり多くのタンパク質は含まれていません。もちろん一定量は含まれているのですが、それでも欧米人と比べると、ボリュームは間違いなく少ない訳です。海外における栄養事情は、日本とは大きく異なる訳です。
このため普段の食生活に関する心当たりがあって、しかも夜の時間帯に肌が痒くて仕方が無い時には、ちょっと日常食品を見直してみると良いでしょう。
しかし蛋白質は必要です。間違いなくそれは人間に対しては必要な栄養分ではありますが、何事も加減が重要なのです。基本的にボリュームを減少させる工夫をすれば、特に問題は無いでしょう。
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