アトピーと風呂について

〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?

アトピーと風呂

毎日入る風呂はとてもさっぱりして気持ちのいいものです。ですが、アトピーの人は少し注意が必要です。アトピーの人は風呂の入り方によって症状が悪化したりするので、気を付けてください。特に寒い冬は熱い湯船であったまるのはなんとも気持ちのいいものです。ですが、体をあっためて過ぎてしまうと痒くなります。

アトピーの人の風呂の入り方

アトピーの人は風呂の入り方に気を付けてください。風呂の入り方によって症状を悪化させてしまうことがあります。体の洗い方ですが、体がかゆいとついゴシゴシと洗いたくなりますが、ゴシゴシ力を込めて洗ってはだめです。特にナイロンタオルで強く洗ってはだめです。アトピーの症状を悪化させます。肌にダメージを与えないように、柔らかいタオルか、手のひらでかるーく洗ってください。

洗う順番にも気を付けてください。まず頭を洗いその後、体を洗ってください。なぜなら、体を洗うと肌の皮脂も洗い流されてしまうので、肌のバリアがなくなってしまいます。その状態で、頭をシャンプーで洗うと、洗い流されたシャンプーが体をながれます。そうするとバリアのなくなってしまった肌にシャンプーが流れますので、肌を刺激してしまい痒くなってしまいます。ですので、洗う順番は頭をまず洗ってから体を洗うようにしてください。

湯船につかって温まってしまうと痒くなってしまうので、湯船には入らずシャワーだけという人もいると思いますが、シャワーの水圧には注意してください。あまり強すぎる水圧だと肌を刺激してしまい、痒みにつながってしまうことがあります。シャワーの水圧は強くしすぎないように注意が必要です。

皮脂を落としすぎない

あまり強く洗ってしますと、本来肌を守ってくれる役割をしている皮脂まで、洗い流してしまう可能性があるので、なるべく軽く洗ってください。また1日に何度も体を洗うと肌を守ってくれる皮脂を洗い流してしまう可能性があるので気を付けてください。湯船への浸かり方ですが、少しぬるく感じるかもしれませんが、38~40度の温度にしてください。あまり温度が高いと肌への刺激が強くなってしまいます。

夜に風呂に入り、朝もシャワーを浴びるという人もいるかと思いますが、1日に2回風呂やシャワーを浴びるには注意が必要です。2回風呂やシャワーを浴びると、肌の皮脂や体を守ってくれる働きをする肌の細菌を落としづぎてしまい、肌のバリアーがなくなってしまう可能性があります。

肌表面の本来必要な皮脂や最近は、1回洗い流してしまうと、また肌を守ってくれるように復活するまでには数時間かかるので、朝シャワーを浴びると、体のバリアーがない状態で家をでて、活動すると、バリアーのない状態で日光を浴びることになってしまったり、あまり素材が固い洋服などが肌にあたるような状態だとその刺激を強く受けすぎてしまい、かゆみに繋がったりします。

ですので1日に何回も風呂やシャワーを浴びるときには、肌の皮脂や、細菌を落としすぎないように、石鹸やボディーソープを使わずに、軽く体を流す程度にしておいたほうがアトピーなどの敏感な肌の人にはいいです。ただ夏など汗をかいたままで体を放置するのも肌にとって良くないので、汗をかいたら、軽くシャワーを浴びて汗を流したほうがいい場合もあります。

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入浴後のケア

入浴後には早めに保湿ケアをして乾燥しないように気を付けてください。入浴後は乾燥しやすくなっています。なぜかというと入浴により肌の汚れと一緒に皮脂も洗い流されているからです。皮脂がないと肌の水分が失われやすくなりますので、入浴後はなるべく早く保湿をしてください。

けっこう見落としてしまいがちなのが、風呂からでてタオルで体をふくときです。水をふき取るときにあまりタオルで強く吹かないように気を付けて下さい。あまり強く拭いてしまうと、肌をきずつけてしまいます。せっかく入浴のしかたに気を付けても台無しになってしまいます。

アトピーの人は風呂に入らないほうがいい?

アトピーの人は風呂の入り方にはとても注意が必要で、入りすぎや洗いすぎなどはダメですが、だからといって当たり前ですが、風呂やシャワーを全く浴びないのもだめです。適切に風呂やシャワーを浴びて体の汚れを落としてください。肌に汚れが付いたままだと当然肌のトラブルになりますし、アトピーにもよくありません。

アトピーと風呂まとめ

アトピーの人は風呂の入り方にはいくつか注意することがあり、はじめはめんどくさく感じますが、慣れてしまえばそれほど苦にならないので、なるべく早く正しい風呂の入り方を習慣にしてください。風呂は正しく入れば肌を清潔に保ち、とてもさっぱりして気持ちのいいものです。当然ですが、いろいろめんどくさいから、いっそのこと風呂に入らないなんていうのはダメです。正しく風呂に入って肌を清潔に保ってください。

アトピーと風呂感想

今まで何気なく風呂に入っていた人も多いと思いますが、アトピーや敏感肌の人は間違った方法で風呂にはいると、症状を悪化させてしまうこともあります。体を洗うのはナイロン製のタオルでゴシゴシ洗うと気持ちいいし、何よりしっかり体を洗えているという満足感を得られますが、肌を傷つけてしまいます。風呂の入り方をいろいろ調べてみると、今まで間違った方法で入浴していたことが分かりました。今後はいろいろ気を付けながら入浴していいこと思いました。

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