アトピーの人がトマトを食べることのメリットとデメリット

〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?

tomato

アトピーの人がトマトを食べるメリット

トマトがアトピーにいい理由は、トマトの成分に含まれる成分がアレルギー反応を押さえてくれることです。そして、トマトには炎症細胞の増大を抑えてくれる働きもあります。

また強い抗酸化作用があり、生活習慣病の予防ができます。そして高血圧の改善にも役立ちます。また、細胞の生まれ変わりを助けるため美肌効果があり、血流の改善もしてくれるので栄養やビタミンを体中に届けてることができるようになります。

そのため、体が疲れにくくなり、疲労回復にも役立ちます。トマトは、体を健康にして抵抗力を高めてくれます。アトピーのごわごわした肌もきれいになれる手助けをしてくれるのがメリットです。これらの効果を得るためには、毎日食べ続けることが必要です。

しかし、毎日では味や触感が飽きてしまうために、トマトを加工したトマトジュースがおすすめです。トマトは生のものを食べるよりも加工したものの方が成分が凝縮され、より効果的に摂取することができるようになります。

トマトジュースが苦手な方は、他のものと混ぜて飲みやすくすることも可能です。我が家ではトマトジュースにリンゴジュースを加えて甘みをプラスしています。こうすると、リンゴの味が勝つため、酸味が抑えられておいしく飲むことができます。

また健康を考えて野菜ジュースや青汁に混ぜる方法もあります。酸味が抑えられ、甘みも少ないのですっきりとしたのど越しを味わうことができます。トマトジュースはトマトを薄めたものではなく凝縮したもの、砂糖や塩分が入っていないものを選ぶことが大切です。砂糖の甘みは、アトピーのかゆみを増大させてしまうからです。

トアトピーの人がトマトを食べるデメリット

ここでは食べ物に含まれている仮性アレルゲンについて解説します。まず仮性アレルゲンと何なのかから知りましょう。食品には添加物や残留農薬などが付着しています。

でも、仮性アレルゲンとはそういったものではなくて、純粋に食品に含まれている化学成分です。  そしてこの化学成分の中にはアトピーを悪化させる成分のヒスタミンもあります。例えばトマト。これはたくさんの健康効果がある事で知られています。トマトが赤くなれば医者は青くなるなんて言われるぐらい健康にいい成分がたくさん含まれています。

スポンサーリンク

しかし、アトピーの人には厄介な食品です。トマトにはヒスタミンをはじめ痒みを増やす成分が含まれているので、毎日食べていると痒みがひどくなります。アトピーの人が○○を食べると痒くなるとはよく聞く事ですが、それは仮性アレルゲンを指している事が多いです。

ただ、アトピーに人も調子がいい時には仮性アレルゲンを含む食品を口にしても問題はないようです。しかしこれは個人差の問題がありますから、心配ならトマトは口にしない方がいいでしょう。

ヒスタミンが含まれている食材を避ける

ヒスタミンを含んでいる食品 ヒスタミンは痒みを引き起こす成分でアトピーの人には嫌な成分です。現にアトピーの人は抗ヒスタミン剤を服用している人がいますね。薬で抑えても外部からヒスタミンを摂取すると当然痒くなります。

ヒスタミンを含む食品には目を光らせていないといけません。 そこでヒスタミンを含む食品を知っておく必要があるわけです。アトピー体質の人の中には回転ずしに行くと痒みが増えるという人もいます。これは当然で魚は特にヒスタミンがたくさん含まれている食品なのです。

他にはヒスタミンがたくさん含まれている食品として、先ほど説明したトマトをはじめ、ほうれん草、ナス、牛の肉、鶏肉、馬の肉、発酵食品のチーズや赤ワイン、えのきだけなど、だいぶお馴染みの食品もありますので気を付けないといけません。

ところで食物アレルギーなどで有名なのは卵ですね。ですが、この場合植物アレルギーのたんぱく質は熱を加える事により形状が変化して、アレルゲンとしての力が弱くなるのです。ですから生卵はダメなのに目玉焼きなら大丈夫という人がいるわけです。  

対してヒスタミンの場合には過熱をしたところで、痒みが少なくなるとなどという事はない事を知っておきましょう。良かれと思って食べている食品が逆に痒みを増す原因かもしれません。アトピー体質の人は食べ物も注意するようにしましょう。

トマトは、アトピーに対してメリットとデメリットがあります。デメリットを気にして食べないようにするのか、メリットのために食べるのかは、本人次第です。
スポンサーリンク


スポンサーリンク
〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?

関連記事

アトピーは犬の毛などで発症することがある

大人になって再発 昔から肌がとても弱い状態にあり、とくにアトピーに関してはとても悩んでいました

記事を読む

アトピーにニンジンが効果あり

アトピー改善にニンジンを食べよう アトピーはかゆみがあり、肌の見た目もあまりよくありません。で

記事を読む

アトピーにお酒類(ビールや酎ハイ、ワインなど)は悪影響なのか

お酒を飲む機会 私は小さい頃からアトピーを発症し大人になった今でも完治することはなく、日々気を

記事を読む

アトピーの人が選ぶといいリップとは

唇がアトピー アトピーは体だけと思っている人も多いですが、実は顔にも出来る場合もあります。その

記事を読む

アトピー肌にレーヨンなど綿以外の素材の洋服は大丈夫なのか

息子がアトピー 息子がアトピーです。生まれた時はツルツルの肌だったのですが、生後3か月くらいし

記事を読む

アトピーで犬を飼う

アトピーの友達 もう嫁いで住んでいないのですが、私の実家のお隣さんに、私の3つ下の女の子、さら

記事を読む

no image

秋のアトピー

悪化しやすい季節の変わり目 アトピーは、実は季節とは大きな関連性があります。特定のシーズンにな

記事を読む

アトピーにいい水と避けたい水

良い水を摂取する アトピー解決を望むならば、食生活が大切にな事は間違いありません。それ1つで、

記事を読む

アトピーと焼き肉について

肌と腸内環境 昨今では、肉類はあまりお腹に良くないという話がよくクローズアップされています。テ

記事を読む

アトピーの色素沈殿は治るのか?

アトピーの色素沈殿 アトピーはかゆいのでついかいてしまい、そうすると症状が悪化しまたかゆくなるとい

記事を読む

夏にアトピーの症状がでなくても要注意

アトピーは夏になれば症状が軽くなるのでしょうか?暑い夏、アトピー症

アトピーに汗は大敵。汗をかいたらすぐにふき取る

こどものアトピーはもちろんですが、おとなになってからアトピーになる

アトピーはお風呂の入り方に気を付ける

アトピーは免疫反応の過剰が原因の一つです。主な症状としては、かゆみ

昼間はかゆくなくても夜になるとかゆくなる

アトピーは昼間は我慢できる方でも、夜お風呂でシャンプーするときや、

アトピーでかきむしった傷がお風呂でしみて痛い

かきむしった肌は傷ついており、お湯がシミ痛いことがあるでしょう。そ

→もっと見る

PAGE TOP ↑