梅雨時期のアトピーのケア方法
〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?梅雨時がつらいアトピー
梅雨時期はアトピー体質の人は特に辛い時期になると思います。アトピー体質でなくても、不快な梅雨!なので特にアトピー体質の人は少しもでも痒みや赤みやがさつきや腫れを改善させる為にはケアが必要となります。そこで私が梅雨時期にしているアトピーのケア対策を書き出してみたいと思います。
梅雨は気温が安定しないので、汗を掻ききれない人もいます。アトピーの人が汗を掻く事は痒みが増すイメージがありますが、実は思い切りか体から汗を出す事はアトピー体質の人には必要なのです。
なので、梅雨で温度が思いのほか上らず、じめじめしている日こそ半身浴や全身浴で体の汗を沢山出して毒素を出し切ることがとても重要なのです。
アトピー体質の人は温度の低い湯で半身浴でじわじわと汗を掻くことが合う人と、温度の少し高い湯で全身浴を10分~15分程度つかり、一気に汗を出す方法が合う人がいるのです。自分のタイプをよく見極めて半身浴なのか全身浴なのかを選んで汗を掻く必要があります。
またそれは岩盤浴でもサウナでも同じ事です。じわじわタイプの岩盤浴が合う人と、高温のサウナで短時間に汗を掻く方が合う人がいるのです。どちらしてもたっぷりと汗を体が出すことが梅雨時期のアトピー対策にとって重要になるのですが、汗を掻いた後のケアでも違ってきます。
全身を保湿する
まずは、汗が少し出ている状態(肌が乾ききっていない状態)で保湿系の化粧水を肌の奥に入れていくことが大事になります。肌が乾燥してしまうと、普通肌の人でも化粧成分が肌の奥に浸透しにくくなるので、アトピー体質の人はもっと気をつけなければいけない点なのです。その時、ミストタイプのもの化粧水を使って顔も首も体も全身を保湿する事がベストです。
体を化粧水で潤すことが出来たら、次はクリームで蓋をしていきますが、クリームの中のオイルを数滴混ぜ込みます。オイルを混ぜ込むことでクリームが更に滑らかになり、オイルとクリームと両方を肌に入れた効果になるそうなので、必ずクリームにはオイルを混ぜます。その時も顔も首も全身もクリームでばっちり保湿すると、沢山汗を掻いた後の肌は柔らかくなり、乾燥や痒みが出にくくなります。
一度完全にオイル入りのクリームが顔や首や体に浸透したら、もう一度オイルを混ぜたクリームを全身に薄くぬってケアをすると、肌がより滑らかになります。梅雨時期は夜も気温が更に安定しないので、パジャマはコットン100%の優しい素材で汗を吸い取るようにする事がベストです。
梅雨時期に痒みが出て、肌を掻き毟ってしまうと菌が入ってしまう可能性も高いので、より注意したい季節です。季節にあったケア方法をして少しでもアトピーの痒みを軽減させたいですね。
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