アトピー私の化粧方法

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kesho

アトピーとは

そもそもアトピーとは、一般的にアトピー性皮膚炎そのものの事を指すのが、通常の定義になっているような傾向が世の中ではあるようです。元来、何らかのアレルギーなどを起こしたりし易い体質の方や、皮膚のバリア免疫の機能とかが弱いような方などに多く見られたりする、皮膚炎などを伴う病気全般を指します。

症状としては、湿疹や痒みなどを伴いながら、良くなり悪くなりを繰り返し、中々完治をしない点が、とても特徴的といえます。大抵の場合には、成人で6ヵ月以上、乳幼児で2ヵ月以上続いたりした場合に慢性であるという診断を受ける基準があるようです。

アトピーは大人になるに従って、症状が軽くなる方が多いのですが、大人になっても症状が続いてしまったり、それとは反対に大人になってから症状が出る方もいるので、油断できない皮膚疾患だということができるでしょう。

アトピーができる部位は関節部分や首など、皮膚が薄い部分なのですが、実は、顔も皮膚が薄いのでアトピーが出やすい部位だということができます。また、大人になってから、他の部分には出ないのに、顔だけアトピーになる方もいるようです。

これまでとは違う乾燥や痒み、ただれ、肌の色の変化などがあったら、アトピーかもしれません。何事も早めの対応が大切なので、心当たりがある方は一度皮膚科に行かれてみると良いです。

そうしたアトピー性皮膚炎の疾患においては、そのような肌において合いそうな化粧品を探し出したりする事は、正直、大変な事です。このため、どうしても、アトピー肌に合うお勧めの化粧品や、そうした肌向きである化粧品を見分けていけるような方法が、どうしても必要になってきたりする場合があります。

アトピーでも化粧

顔にアトピーが出ていたとしても、一定の年齢以上の女性で、働いていたらお化粧はかかせません。主婦の方でも、ご近所のスーパーまでだったらお化粧なしでも大丈夫かもしれませんが、きちんとした場に出る場合はマナーとしてお化粧をせざる得ないことでしょう。

でも、顔がむずむずしては集中できませんし、その後のお肌の荒れを考えると、気分が滅入ってしまいます。でも、大丈夫です。方法はあります。

40代前半までアトピーでしたが

40代となりますが、10代の頃からアトピーが発症して40代前半まで大変辛い日々もありました。かと言って毎日が痒みに襲われてたわけではなくて比較的皮膚の状態も良く過ごせた年もありました。

しかしここ数年は自分が選んだ治療が大変あっているせいか(漢方薬)数年間は一切アトピー症状が出ないで済んでいることが多いです。これを機に完全完治といけばな良いなと願う日々です。

私がこれまでアトピー肌出ている時や、比較的肌の状態が良い時などにしていたメイクについて書いてみたいと思います。どなたかの参考となれば嬉しいです。

まずアトピー症状が酷いとき(痒みや顔が腫れたり粉を吹くほどに乾燥したり、または膿をもったようにじゅくじゅくしてる時)
多少の痒みや乾燥で粉を吹いている程度で、どうしてもメイクをしなくてはいけない場面はまずは保湿成分が高くて出来たらオーガニックの化粧水をたっぷり肌にのせます。その後はオイルを顔全体に伸ばします(オイルはオーガニックのものやベビー用品のオイルなどを利用してました。)

私の化粧方法

次に下地やコントロールカラーは一切はぶいてクリームファンデをつけます。クリームファンデにはオイルを1滴2滴たらして混ぜるとより延びて肌を潤わせてくれるので乾燥が酷い時は特にオイルを混ぜます。粉ははたくと乾燥が目立つのでクリームファンデだけで終わらせます。

痒みはないけれど顔が赤い時はコントロールカラーの緑色を顔全体にのせます。コントロールカラーにもオイルを1滴2滴たらします。
膿をもったり、じゅくじゅく肌の時はお化粧はしない方が絶対良いです(と言うか出来ませんでした)

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肌の状態が良い時は下地からコントロールカラーとクリームファンデをつけます。アトピー体質の人はどちからと言うと乾燥肌の人が多いと思うので、お粉や普通のファンデがつけない方が良いと思います。最近流行っているクッションファンでもアトピー体質の方には向くと感じています。

メイクをしてもなお乾燥が目立つ時は保湿性が高い化粧水のミストタイプを顔の吹きかけることをお勧めします。以前はミネラルウォーター系のミスト状のものを顔に吹きかけていましたが、保湿成分が入っている方が断然肌が潤います。ミネラルウォーター系はすぐに水分が蒸発してしまう気がしました。

とにかくアトピーが出ていても少しでも痒くなく快適にお化粧が出来ると精神的にも違うので出来る範囲でメイクをしていました。現在はフルメイクを出来る状態です。

合う化粧品を探す

まず、今、お使いの化粧品のうち、症状を悪化させるものと、別段問題ないものとに分けましょう。化粧品はお値段的に、そうやすいものではないので、まずは症状を悪化させるもの、肌への負担の大きい物から新しくしていきましょう。

例えば、多くの方がお悩みであろう、ファンデだって、アトピーの方でも使えるものがあります。一般に、アトピーの方には、無添加、低刺激のミネラルファンデーションがおすすめだと言われますが、日本におけるミネラルファンデーションの定義は緩やかです。

必ずテストパッチをしてから使うようにしましょう。また、専門医にアドバイスを受けるのも一つの手です。お化粧というと、すっぴんを隠しより美しくなるためにするものだと考えがちですが、お化粧の基本はスキンケアです。

基本のスキンケアに使う部分からお肌に負担をかけない無添加、低刺激で、天然素材で作られたものを使うようにしましょう。また、お化粧をしても、お肌に負担をかけるメイク落としなどは使わずに、普通の洗顔ですっきり落とせるものもありますので、そういう化粧品を選ぶと良いです。

液体用品類などの場合には、デリケートなアトピー肌の場合とかには、界面活性剤類とかは余計な刺激を伴う場合があったりします。このため、水溶性に育む保湿成分がメインである製品類がお勧めといえます。

美容液類に関しては、これには刺激が強いものが多い傾向がありますので、無理に使用したりすると、アトピーの症状の悪化やその他の皮膚疾患などに罹患してしまうような恐れもあります。このため、なるだけ肌へのダメージを与えるようなものを避ける配慮とかが必要になってきます。

乳液やクリーム類についてですが、基本的に乳液類などの場合、肌に刺激を与えがちですので、使用を控えめにする、あるいは、薄めの成分のものを使用するよう心掛ける事も、とても大切です。また、ワセリンあるいは精製性などに育んだオイル類とかを使用して、肌表面部分をコーティングするような、保湿ケアなどの配慮とかが、とても重要であるといえます。

本当に、以上話したようなある程度の配慮や工夫とかが必要になってきたりしますので、正直、初めてこれらの製品類を扱うアトピー性の体質を持つような方などは、中々しんどいところとかもあるかもしれません。

しかし、それでもやはり、アトピー性皮膚炎の体質の方の場合には、どうしてもその疾患性から来る各種症状や体質などの特徴などから、なるだけ過剰な刺激を与えないような、化粧品類の種類の製品を選んでいく、などといったような、配慮がどうしても必要になりますので、まずは経験として、慣れていく事がとても大切かもしれません。

人生は一度っきりです。アトピーだからと言って、人生を楽しむのを放棄するのを止めましょう。お化粧だってできますし、綺麗にだってなれます。
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