アトピーの方の洋服素材の選び方

〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?

アトピー肌にいい洋服の素材

アトピー肌に良い洋服の素材について紹介します♪まず洋服の素材は、綿100%の素材のものが一番良いです。やはり綿は天然の素材で、水分の吸収力が良いですし通気性も良いです。そして化学繊維のように静電気を起こさない素材なので、体内のカルシウムの減少を防ぐことが出来ます。

それから綿100%の素材の洋服は、頑丈なので洗濯をしても破けたり型崩れすることが無いので経済的にも良いです。下着も洋服も綿100%の素材のものがおすすめです。症状が酷い方は、下着はオーガニックコットンで出来ているものが良いと思います。普通の綿100%の素材のものと比べて、オーガニックコットンのほうが柔らかい素材で汗の吸収率が良いです。

そしてオーガニックのものなので、農薬などの経皮毒の心配もありません。オーガニックコットンの下着はお値段が高いというイメージがありますが、私が知っているオーガニックコットンの下着の中でも最も値段が安いメーカーは無印良品です。無印良品ではオーガニックコットンで出来ている下着や洋服が安いお値段で販売されています。

そしてもちろん柔らかい素材で触り心地も良いので、着心地が良いですよ♪キャミソールやタンクトップやショーツは1千円台で販売されています。それから洋服もカットソーは1千円台から販売されていますので、他のオーガニックコットンを使用して作られている下着や洋服のメーカーの製品よりもお値段が安いと思います。

シルクもアトピー肌に良い素材

それから綿100%素材のものよりも、もっと肌に良い素材といえばシルクです。シルクはセリシンという18種類のアミノ酸で出来てるたんぱく質を多く含んでいる素材で、保湿効果が高いので乾燥しがちな肌をしっとりと保湿してくれます。それから美白効果や紫外線防止効果などもありますので、美肌を目指したい方はシルクで出来ている下着や洋服を着ると良いと思います。

ただシルクで出来ている下着や洋服はお値段が高いので、下着や洋服にあまりお金をかけたくないという方は綿素材のものをおすすめします。

特に気を使っているのが直に肌に接する洋服です。アトピーの症状が酷いので腕や足を露出する服は着れません、というか着たくても着れないのが実情です。どうしても他人の目を気にしてしまい、どんな服も長袖長ズボンが基本となっています。

夏場の洋服選び

しかし本当に困るのが夏場の洋服です。暑くても長袖を着ているので、汗をかく、汗をかくと痒みが増して辛いという悪循環に陥ってしまうからです。そしてそのように汗でも敏感に反応してしまうアトピーに刺激を与えないよう服を選ぶ場合は素材に十分注意しなければなりません。アトピーに優しい素材として植物繊維である木綿や麻は言うまでもありませんが、シルクもアトピーには優しいとされています。

逆にアトピーに刺激になってしまう素材がレーヨン、ナイロン、ポリエステルといった化学繊維系です。しかし洋服店で木綿や麻の素材の服とレーヨンやポリエステルの服とを見比べると、デザインだけでなく質感も化学繊維素材の服の方が優れていると感じます。

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また実際に手触りも良いので一見すると着ても大丈夫かなと勘違いしそうですが、あくまで手触りではなく化学繊維の性質がアトピーに対して刺激になることを理解しておく必要があります。化学繊維は乾きやすく、人の肌が触れると水分を奪う特徴があります。健常者には汗で貼りつかない等のメリットがある特徴ですが、アトピー患者には水分を取られ余計乾燥するという最悪な性質となるのです。

レーヨンの洋服を着たら・・・

一度レーヨン素材の服を知らずに、真夏に着てしまったことがあるのですが、一日中着てしまい痛い目を見ました。というのもその日は一日外出しており午前中からヒリヒリと感じていました。夏ということもあり汗とレーヨンというダブルの刺激が帰宅するまで私の皮膚にダメージを負わせていたのです。

案の定家に帰り、服を脱ぐと上半身が真っ赤になり痒いを通りこして日焼けしたのような痛みを感じました。それ以来完全に、直に肌に接する服にレーヨン等の化学繊維のものを選ばないように素材チェックを確実に行うようになりました。

しかし、あくまで肌と触れなけらば化学繊維でも問題はありません。植物繊維で作られたインナーを着ることにより、上着に好きな服を選ぶことができるからです。化学繊維だから絶対ダメという考えに凝り固まらず、植物繊維の服とうまく組み合わせることできればアトピーでもファッションを楽しみたいという願望を叶えることが可能となります。

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