アトピーの特徴
〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?赤いブツブツができ強いかゆみ
アトピー性皮膚炎の症状はおでこや目の周囲、頬やあごと耳の前後、耳たぶの下、首、関節の内側と外側に赤いカサカサやブツブツができて、強いかゆみがあり、掻き毟ることでジュクジュクした汁がでてきます。その後かさぶたができたり、かゆみでつつき裂けて切れたりします。
これを繰り返しているうちに皮膚はゴワゴワで黒ずみ分厚く硬いしこりになったりします。見えない部分でも症状があり、頭皮が乾燥して、白いふけのような湿疹ができたりもします。手足や肩から背中に乾燥性湿疹ができたり、おしりや太ももの付け根に湿疹ができることもあり身体全体に症状がでてしまいます。
症状は季節で変化があります、多くの人は夏には症状が軽くなります。そのわけは、夏は皮膚が乾燥しにくくなるためです。しかし、個人差があり汗で刺激したり、掻き毟ることで細菌感染したりして、夏に症状が悪化する人もあります。
アトピーはアレルギーを起こしやすい体質ですが、アレルギーだけが原因でおこるのではなく、チクチクするよな毛糸の衣類を着た時とか、沢山の汗をかいたときに症状が悪化したりするので、刺激を受けたためにおこります。アトピー体質の人はもって生まれた皮膚の性質のようです。
症状が軽い人は、乾燥をとるため保湿外用薬のワセリン等を塗ると徐々によくなります。症状が重い人は、皮膚を掻き毟ったあとに細菌感染となり炎症が起こることがあります。そして、夜も眠れないほど痒みが強くなります。炎症を治療する薬はステロイド剤の入った外用薬を塗ります。
保湿を中心にしたスキンケア
ステロイド剤は副作用があると心配なので、適切に使用して炎症をできるだけ早くしずめて、徐々に清潔と保湿を中心にしたスキンケアに切り替えていきます。痒みや炎症が特に強い場合は、かゆみ止めの抗ヒスタミン薬やアレルギーを起こしにくい状態を保つための抗アレルギー薬を服用します。
治療中は医師の指示にしたがい、症状がよくなったからと自己判断で薬を中止したりしてはいけません。また、家庭内では毎日、皮膚を清潔にして乾燥させないように保湿ケアをこまめにすることが大切です。外出先では、発汗があった場合は水で洗い流したりしてください。
シャンプーや石鹸は刺激の少ないものを選ぶようにしてください。保湿剤をえらぶのは難しいので専門医に相談した方がいいです。また、室内の環境整備や寝具などの選び方なども相談した方がいいです。一人ひとりの生活に合わせながら症状を改善していくようにします。
<この記事はアトピーの方の体験談です>
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