アトピーで悩んだ唇(リップ)の悩み

〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?

包帯でぐるぐる巻きに

kutibiru
アトピーに悩む人は、とてもとても多いです。皮膚科に行くと、多くの人はステロイドを処方されます。ステロイドは確かに効果があると言われていますが、ステロイドだけで良くなるのであれば、こんなにアトピーで悩む人はいないはずでしょう。

インターネットで少しでも調べれば、ステロイドは必ずしも良いものではないのではないか、と感じられます。アレルゲンなどはすぐには調べませんでした。幼稚園の頃は、砂遊びなどをしていて、特にアトピーの影響はなかったように思います。親がコーンフレークを与えないようにしていたことは記憶しています。

コーンフレークがアトピーに悪い影響を与えるものであったかどうかは、未だによくわかりません。もしかしたらとうもろこしが良くなかったのかもしれません。大人になった今でも、コーンポタージュを飲んだり、とうもろこしを食べるのは、少しだけ抵抗があります。

外食でサラダバーに行っても、コーンをお皿に盛ることはないくらいです。小学校何年生のときからかはわかりませんが、私のアトピーは急激に悪化をしはじめました。

高学年までは、特に手と足がひどく、手はいつも包帯がぐるぐるに巻かれ、足も薬を塗ってガーゼが貼られた状態でした。裸足で参加しなければいけない運動会の種目には出られませんでした。私が通っていたのは田舎の、全校生徒が100人に満たないくらいの小学校であり、アトピーの子供は珍しいものでした。

アトピーだけのせいではないのでしょうが、私はいじめられ、気持ち悪がられました。確かに私の手は荒れていて美しくありません。けれど、手も繋いでもらえないことがとても辛かったのです。私はこの辛さを元に、詩を書いて応募し、詩のコンクールで小さな賞を受賞しました。

入院を勧められ

家族を悪く言うのはよくありませんが、我が家は四世帯家族で、母の負担は非常に大きなものでした。父は感情的になると声を荒げ、気分にムラがあります。機嫌が良いのはお酒を飲んでいるときだけです。祖父はとても厳格で細かい人でした。私は知らなかったのですが、かつては母が2階にトイレに行く物音だけでも「うるさい」というような人だったそうです。

曾祖母は母には影響を与えませんでした。祖父母が曾祖母と仲が良くなかったために、色々あったのは覚えています。小学校高学年になると、ついにアトピーは顔に出ました。いや、その前から出てはいたのですが、そこまでひどくはありませんでした。顔から皮が剥けてしまうような状態でした。

眼科へ行ったときのことです。その眼科は、夫婦2人とも医師でした。女医さんのほうが優しかったような記憶があります。しかし、その優しい女医さんは、私が検査の機械に顔を近づけたとき、顔に当たる部分にガーゼを当てました。皮がつかないためだ、と思いました。そして、終わった後、その顔に当てていたガーゼを捨てました。医療の観点から考えると、それは何も間違っていない行為です。

しかし、私は自分の顔が汚いもののように思えて、とても辛く感じました。やがて、教室には行きずらくなり足が遠のきました。保健室登校になりました。家にも居場所がなく、教室にも居場所がない私にとって、保健室だけが居場所だったのです。

母は、私のひどいアトピーを治すために、色んな病院へ行くことになりました。どこへ行っても変わりません。入院をすすめられたときは、とても驚きました。そこの病院では、アトピー治療のために水泳をするそうです。

アトピーの子供は、喘息を併発していることが多いため、それが理由のようでした。私は運動が大嫌いでしたから、入院して、水泳をするのは嫌だな、と思いました。後で、水泳でアトピーを治し、非常に肌が綺麗になった人を見て、少しだけ後悔しました。

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目の下にクマ

アトピーは保湿をすることが非常に重要です。乾燥するのは肌だけでなく、リップも同じです。私はいつも、リップクリームを持ち歩き、小まめに塗っていました。アトピーであっても、綺麗になりたい、可愛くなりたい、そして愛されたいという気持ちが非常に強かったのです。

荒れていない唇には、いくらでもリップクリームが塗れました。中学生になると、日常に支障がないくらいアトピーは良くなりました。肌はよく乾燥したので、皮膚科でもらった薬を持ち歩いていました。クラスメイトに、ポーチに入っている「薬」と書かれた容器を見て、笑われたのを覚えています。

でも、それは小学生のときのような、いじめの意味ではなかったように思います。中学生のときに気にしたのは、目のクマでした。たくさん寝ても、クマはなかなか良くなりません。もう今はない、ドラッグストアというよりも薬局と呼ぶようなところで、血行を良くするジェルを買ったりしていました。

あとで知ったのですが、アトピーの人は色素沈着になりやすいのだそうです。そして、それは顔の中でも目の下だけではありません。唇も同様でした。大人になってから、アトピーの人に何人か会いましたが、私のように、唇にシミが出来ている人は見たことがありません。

唇にシミ

しかし、アトピーの人は唇にシミが出来やすいようです。中学生のときは気にしませんでしたが、高校生のときになると、気になって仕方がなくなりました。私が進学した女子校は、地元でも可愛い子と評判の子ばかりで、皆お肌もつるつるでした。

ニキビが出来ているような子も非常に少なかったです。神様は不公平だ、と思うくらい、皆すべてが美しく出来ているような子ばかりでした。自分の醜さに嫌になり、学校へ行きたくなくなりました。気がつけば、私は欠席日数が多すぎて高校を留年していたのです。

留年した学年で、同じクラスになった子は田舎のイモばかりでした。落ち込みはしませんでしたが、やはり女子校、美意識は皆、高かったです。私はまた、唇が気になりだしました。普段は自転車通学でしたが、たまに電車に乗りました利用している駅の近くに、皮膚科が出来たのでそちらに通うようになりました。

そこで、唇のシミを相談すると、「治らないから。とりあえずビタミン剤出しておくけど」を言って、レモンの味がする黄色いパウダーを出されました。お薬なのでしょうが、サプリメントと言った感じでした。治らないなら、隠すしかないと思い、私は大体赤かピンクのリップを塗るようになりました。

シミだけでなく、唇の血色も良くなかったためです。今では、出来るだけ唇を見ないことにしています。ただ、治らないまでもホホバオイルを唇に塗るといいと聞いたので、それは実践するようにはなりました。

以前、テレビでアレルギー体質の女の子の特集をしていました。彼女はシミが出来ていませんでしたが、とても笑うのが苦手そうな口元をしていました。過去の私と同じでした。私は気付かなかったのですが、友人もアトピーで、やはり同じような口元をしています。

アトピーで辛くて笑えないのか、はたまたアレルギー体質、アトピーの人に、そのような特性があるのかは定かでありません。アトピーは、本当に辛い病気である、と思います。さらに辛いのは、その辛さを理解してくれる人がいない場合もあるということです。ただ痒いだけでも辛いのに、自分の肌が汚いのを見るのは、極端な言い方をしてしまえばまるで拷問です。どうか、アトピーへの理解が深まることを祈ります。
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