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アトピーのムダ毛処理方法

アトピーのムダ毛処理


剛毛なのに、アトピーのせいでムダ毛の処理ができないと悩んでいる方はたくさんいます。アトピーの剛毛は自己処理が難しいため、非常に厄介です。しかし自己処理が難しいとはいえ、ムダ毛を伸ばしたまま過ごすわけにはいきません。

一般的なムダ毛の処理のアイテムとして使われているのは、カミソリや除毛クリーム、毛抜きなどですよね。これらの方法は肌が強い方なら肌トラブルを起こすことはあまり無いのですが、アトピー肌の場合は、ちょっとした刺激でも肌の状態が悪化してしまうことがあります。

例えばカミソリは肌の表面に直接刃を当てなければ、ムダ毛を剃ることができません。このときムダ毛と一緒に表皮の角質まで剥がれてしまい、ただでさえ敏感な肌がさらに敏感になってしまうことがあります。

また、カミソリによって剃られた毛の断面は硬く、伸びてきた時に毛がチクチクとした刺激になり、痒みを引き起こすこともあるのです。
そのためカミソリを使った処理は注意しなければなりません。

また、除毛クリームにも刺激の強い成分が含まれているため、アトピー肌の方は注意が必要です。除毛クリームに含まれている成分には毛を溶かす作用があり、この成分が肌に強い刺激となってしまうのです。

いろいろな方法のムダ毛処理

アトピーの方は皮膚のバリア機能が落ちている状態ですので、除毛クリームの使用は肌トラブルの原因にもなり得ます。除毛クリームを使用する際には、刺激の少ないものを選び、事前にパッチテストを行ってから使うようにしましょう。

皮膚が乾燥しキメが荒くなっている方は、カミソリや除毛クリームのように皮膚表面に刺激を与えるムダ毛処理法はできるだけ避けなければなりません。もしムダ毛処理が必要な場合には、電動タイプのシェーバーを使用するようにしましょう。

電動タイプのシェーバーは刃の部分が細かく振動する作りになっており、刃が肌に触れることなくムダ毛を処理することができます。そのため比較的肌が傷つきにくく、負担の少ないムダ毛処理ができるのです。

とはいえ何年・何十年とムダ毛処理を繰り返すことで、どうしても肌には負担がかかってしまいます。剛毛でムダ毛処理の頻度が多いという方は、自己処理ではなく脱毛をするという方法もあります。

アトピーは脱毛ができないと思われがちですが、肌の状態によっては脱毛が可能になることも多いのです。とはいえ脱毛中にトラブルが起こらないとは限りませんので、皮膚科医が常駐しているクリニックなどで脱毛を行うことをおすすめします。
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