唇にアトピー
アトピーは体のいろいろな場所に出てしまうので、見た目も気になりますし本当に困った病気です。その中でも、顔のアトピーは隠すことが難しく悩んでいる人も多いことでしょう。今回は、唇のアトピーとリップの関係について考えてみましょう。
顔のアトピーは、口まわりに出ることが多いです。カサカサしたり、ひび割れてしまったりすると辛いですね。そして口まわりのアトピーは、飲み物や食べ物の刺激などでも悪化してしまうためなかなか治りにくいのが現実です。
そこで気を付けたいのは、毎日使うリップ。唇が乾燥して痛いとついつい何かを塗りたくなってしまいますが、市販のリップにはいろいろな人工の成分が配合されています。これがアトピーの人には刺激になってしまうことがあるため、悪化させないためにはリップの成分を気にして買うようにしましょう。
まずいい香りをさせるための香料などは、本来は乾燥防止に必要のないものですよね。かわいらしいパッケージにつられて買ってしまいがちですが、アトピーの人は気を付けたほうが良いでしょう。
またすーすーして気持ちが良いメンソールも、人によっては悪化の原因になります。唇のアトピーが悪化している人は、一度リップを見直してみましょう。
ワセリンがお勧め
もしアトピーが辛くて、少しでも刺激のないものを使いたいと思うならナチュラルなものを選びましょう。おすすめはワセリンです。こってりしたワセリンは、小さな容器に詰め替えて持ち歩くとリップクリーム代わりになりますよ。
またドラッグストアで買える一番おすすめのアイテムは「シアバター」です。シアの実から取った完全にナチュラルなバターなので、敏感肌の人にも使うことができます。これもこっくりした固さがあるので、リップの代用になります。
もし手作りが好きな人は、シアバターを一度湯せんで柔らかくしてから好きな香りのアロマオイルを数滴たらしてみましょう。そして柔らかいうちにカワイイ容器に入れ、冷蔵庫で再度固めます。すると自分好みのリップバームが完成です。
ラベンダーやレモングラス。ローズなどの香りを天然素材で付けることができるので、とってもおすすめですよ。アトピーは我慢することがたくさんあって辛いですよね。せめてリップくらいは気に入ったものを使えるようにしましょう。
唇のアトピーを悪化させないためにはまずは清潔にすることが大切です。食べ物やホコリが付いたら、こすらずに優しくふき取りましょう。そして、刺激のないリップで乾燥ケアをしっかりするようにしましょう。顔のアトピーが少しでも楽になるようにしたいですね。
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