3歳でアトピーに
3歳になる私の娘は、乳児性湿疹がいつまでも治らない状態が続き、皮膚科を受診した際、「アトピー」と診断されました。それ以来、辛いアトピーに悩まされ続けています。
最初はアルメタという弱いステロイド薬を処方され、赤みのある部分につけていたのですが、塗っては落ち着き、翌日にはまた赤くなり、の繰り返しで、いつまでも薬を止められなくなってしまったのです。
そして、治らないからさらに強いステロイドに変更、という形で、治療は続いていきました。しかし、何度も治っては再発の繰り返しで、完治のきざしすら見えなかったのです。
皮膚科を変えると、今度は「ステロイドを小さいうちから使用すると、自然治癒力が弱まり、いつまでもアトピーに悩まされ続けることになりますよ」と言われてしまいました。
そこで、ステロイドをやめたのです。すると急激に肌は悪化して行き、全身がガサガサ赤みを帯びて、毎晩掻き毟る娘を押さえつけてはお互いに泣きながら朝を迎えるという状態になってしまいました。誰でもいいから、だれか、助けて、という気分でした。
アトピーに木酢液は?
そんな時に、木酢液のことを耳にしたのです。娘は皮膚の乾燥がとにかくひどかったので、木酢液で少しでも乾燥を和らげることができたら、と思ったのです。
木酢液には、天然の有効成分が多数含まれており、消臭や虫よけに使用されることも有りますが、木酢液をお風呂に入れて浸かると殺菌や保湿効果があるそうです。娘の肌は炎症も起こっていたため、殺菌をするのにもいいかもしれないと思いました。
また、血行や新陳代謝の促進、冷え性改善、美肌効果等も得られるそうなので、よく寒がる娘にはぴったりだと感じたのです。早速購入してきて、入浴時、湯船に入れて娘をお風呂に入れてみたのです。人によっては焦げ臭い臭いがすると感じるそうですが、私は木酢液の匂いは嫌いではありませんでした。実際、木酢液にはアロマテラピー効果があるとも言われているそうです。
脳をリラックスさせてくれる香りに包まれて、娘と一緒にゆったりとお風呂を楽しみました。肌に合わないと、赤みを帯びたり、アトピーが逆に悪化することも有るそうですが、娘の肌には合っていたみたいで、痛みも感じないようでしたし、赤みがひどくなる様子もありませんでした。
入浴後はいつもより肌がしっとりしている感じはありました。しかし、数か月木酢液を使用しましたが、なんとなく肌がしっとりする程度でアトピー改善に繋がるかと言うとそうでもありません。
悪化はしていないので、保湿効果の高い入浴剤と考えています。木酢液を使用しているから、アトピーもこの程度で抑えられているのかもしれませんが、実際のところよく分からないというのが正直な感想です。
しかし、娘には悪いものではありませんでした。今後も入浴剤として木酢液を使用して行きたいと思っています。
<この記事はアトピーの方の体験談です>
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