アトピー克服サイト

日焼けによるアトピー症状

アトピーの症状がでるのは顔


私は、小さい頃からアトピー性皮膚炎で、主な発症原因はストレスでした。高校受験、大学受験と、アトピーに悩まされ、本当に辛かったです。症状が出るのはほぼほぼ顔で、1番目立つ顔が荒れるのは女の子として本当に引きこもりたいくらい悲しかったです。

その後も人間関係に煩わされたり、論文の締め切りに追われたりすると顔がかゆくなって、少し異変を感じたら、早め早めにステロイドを塗り、悪化を切り抜けてきました。アトピーとだましだまし付き合いながら、そして、大学3年生になりました。

農学部の研究室に配属した私は、自分の論文の方向性を決めるために、色々と先輩の実験作業を手伝うことになりました。何も分からずに参加した最初のお手伝いは、ビニールハウスで植物の入ったポットを次々に運び出し、雑草をむしり、また運び込み、水をやり・・と、ほとんど炎天下での作業でした。

日焼けでアトピーが悪化

一応日焼け止めは塗って、長袖・長ズボンで作業していましたが、色々と論文の話を聞きながらの作業はとても楽しくて、気付けば腕まくりして汗だくで作業をしていました。休憩しながらの1-2時間の作業で、日陰になってる物陰での作業も多かったにも関わらず、夢中になってて気付きませんでしたが、かなり日焼けしてしまったのです!

私は色白な方ですが、顔と腕まくりした肘より下が真っ赤になっていました!しまったー!と、思いましたが、よく冷やせば大丈夫だろうと思い、帰宅してシャワーを浴びた後、キンキンに冷やした化粧水でパックして、火照りをとってあげました。

でも、夜、寝る間際にものすごく顔がかゆくなって、日焼けして真っ赤になった部分から、いつのも見慣れたアトピー症状を呈した肌が現れたのです!初めてのことで本当にびっくりして、次の日皮膚科を受診しました。先生は、「アトピー性皮膚炎の人は、肌の機能が落ちてるから、日焼けとかあんまり良くないんだよね。」と言いながら、いつも通りステロイドを処方してくれました。

ストレス以外にも気を付けなければならないことがあるんだと気付きました。肌はちょっとまだらっぽい感じになりましたが、何とか日焼けの火照りが治まるのと同じようにアトピーも落ち着いてきました。日焼けも良くなかったのだと思います。

今後絶対日焼けしないように心掛けようと思い、作業の時は長袖・長ズボン(腕まくりはしない!)サンバイザーに布を巻きつけてある商品を購入し(99%紫外線カットできる布です☆)、完全防備。普段も日傘を愛用するようにしました。これからも気を付けようと思います。
<この記事はアトピーの方の体験談です>

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