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長年悩まされたアトピー性皮膚炎

幼少期からアトピー

私は幼少期からアトピー性皮膚炎に悩まされていました。母が食事に気をつかって、根菜類や和食を中心に食べさせてくれていました。幼い子供には和食よりもハンバーガーやポテトなどの欧米食、おやつもスナック菓子やチョコレートの方が魅力を感じていました。そのため、何度もわがままやぐずったりして母を悩ませたそうです。

私の希望する洋食やジャンクフードを時折与えてくれたそうなのですが、与えた翌日には全身にかゆみが出てしまったりひどい時は真っ赤にただれてしまったそうです。特に私の場合は、首全般と脇やひじ裏・膝裏などの汗がたまりやすい箇所がひどかったようです。その後も食事に気をつかいながら、皮膚科に通院していました。

皮膚科の塗り薬がきれるとすぐに悪化するため、2週間に1度のペースで通院していました。高校生になった頃、皮膚科の先生から「飲み薬も試してみよう。」と提案されました。飲み薬の方が塗り薬よりも効果は出やすく、服用するとアトピー性皮膚炎をかなり抑えることが出来るとのことでした。

期待をして服用しましたが、副作用の眠気がひどくて学校の授業中に居眠りしてしまうほどでした。皮膚科の先生に相談したところ、「そこまでの強い眠気が出るのなら服用はやめましょう。」と言われました。そのため、幼少期と同様に塗り薬のみでの治療法に戻しました。やがて社会人になり、月に2度もお仕事の合間に通院するのが厳しくなりました。

そのため、塗り薬がきれると首の肌がかゆみが出てただれてしまいました。それを隠すために、首元が隠れるタートルネックやハイネックのお洋服を着るようになりました。皮膚科の先生からは、なるべく患部は通気性の良い状態を保たせた方が悪化しないので、なるべく首を隠すような服は避けた方が良いとのことでした。

とはいっても、やはり人目も気になるのでなかなからそうは出来ませんでした。30歳を過ぎた頃、私は結婚しました。結婚に伴い、転居しました。転居先の皮膚科の先生は、これまでの先生とは治療方針が異なっていました。それは薬を極力減らして、肌に保湿を与える治療法でした 。

早速、私はその治療法を試しました。また、体内からもバリア機能を高めるためにセラミドとコラーゲンのサプリメントを取るようにしました。すると時間はかかりましたが、1ヶ月ほどで赤みやかゆみがなくなりました。更に半月ほどで、全体的にアトピー性皮膚炎の症状が緩和されてただれていた箇所も枯れてきました。

しかも跡も残ることなく肌がきれいになりました。今も年中、サプリメントと保湿を欠かせません。ただそのことを心がけるだけで、通院回数も大幅に減りました。ここ数年は2ヶ月に1度のペースで、問題なく過ごしています。アトピー性皮膚炎から解放されると、気持ちまでも明るくなりました。もっと早いうちに、薬だけに頼らない方法を実践していれば良かったと思いました。
<この記事はアトピーの方の体験談です>

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