アトピー入浴のし過ぎもよくない
アトピー性皮膚炎というとできるだけ肌を清潔に保つために入浴は大切だと思いがちです。実際、皮膚科の医師もそのように指導していることが多々あります。ですが、私自身もアトピー性皮膚炎であり、その実体験から言うと、むしろ「入浴は良くない」正確にいえば「入浴のしすぎは良くない」と思っています。
まず、アトピー性皮膚炎という病気を考えた時に、その原因、症状は人それぞれであり本当に一概にはいえません。確かにアトピー性皮膚炎が「身体内で処理できなくなった毒素を排出している」というのは共通の症状かもしれません。しかし、だからといって皮膚から出てくる毒素を入浴によって流しすぎてしまうのもあまり良くないと思うのです。
なぜかといえば、アトピー性皮膚炎となり、皮膚から毒素として出てくるのは滲出液と呼ばれていますが、この滲出液には肌を保護する役目も担っているからだと思うからです。
たとえば、温泉治療などで、身体を温めるというのはとても良いことですが、温泉だからといって毎日何度も何度も入浴される方がいますが、それは滲出液の肌を保護するという役目も奪ってしまっているともいえます。
しかし、アトピー性皮膚炎になると、入浴時間が唯一、身体が楽になる時間であり、とても大切なのはわかります。私も実際そうでした。そのため入浴時間はとても長くなります。しかし、お風呂から上がったあとは、入浴中の楽さに反して非常に辛く、そしてグッタリとしてしまうものです。
入浴後にだるい
それは肌を保護するための滲出液が流れてしまったことも一因しているのでは?と思うのです。流れてしまい、患部が痛々しく露出した肌にいくら保湿剤を塗っても、身体のだるさは異常なくらい辛く、しばらくは起き上がれないくらいでした。
滲出液というのは、時間がたつと黄色くなってカビカビなります。流れてくる滲出液も気持ち悪いものですが(臭いもありますし)、カビカビになってしまった部分も非常に不快なものです。しかし、その下では肌が必死に修復活動をしてくれているはずです。
ですから、入浴は毎日ではなく、滲出液による肌の保護時間を保つためにも2日に1回、もしくは3日に1回でも良いのではないかと私は思います。
ただ、先述したように、アトピー性皮膚炎の症状、そして原因は人それぞれちがいます。自分の身体の症状をしっかりと把握していきながら、入浴回数を決めていくのが一番だといえるでしょう。アトピー性皮膚炎は過度な対応をしてしまうと余計に悪化してしまうものです。
まずは客観的にみて、自分にあった入浴方法、そして治療方法を選んでいくことがとても大切だと思います。
<この記事はアトピーの方の体験談です>
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