アトピーの症状
アトピーの症状には赤いブツブツ、肌が厚くなりガサガサ、ごわごわになったりひび割れる。赤くただれる。じくじくした湿疹。などいくつかありますが、なんといってもやっかいなのは我慢しがたいかゆみがあることです。かくと肌があれ症状が悪くなり、またかきむしり症状が悪化するという負のスパイラルに陥ります。またアトピーはかゆみがおさまり、一見治ったようにみえても、しばらくすると痒みが復活します。
アトピーの症状が出やすい部位とその原因
アトピーは症状が出やすい体の部位がありあます。体のくぼんだ部分は汗がたまりやすいのでアトピーの症状が出やすくなります。そして手の甲や腕そして肘の内側やひざの裏側など、脚や首、背中、肩、わきの下、頬やあごやひたい、そして頭に症状が出ることがあります。
症状が出ている場所によって原因が多少異なります。まず首に症状が出てしまう原因ですが、セーターや洋服などのチクチクとした刺激や、首の付け根に汗や汚れがたまってしまうのが原因と考えられます。同じように肘の内側やひざの後ろ側には汗や汚れがたまりやすいのと洋服がこすれて、症状が出やすくなります。
あごや口の周りは食べかすが残っていたり、歯磨き粉が残っていることが考えられます。頭に出てしまうのは、頭皮に汚れがたまってしまったり、シャンプーがきれいに洗い流されていなかったりした場合に症状がでます。
また耳の付け根がただれたりすることがありますが、これは洋服を着たり脱いだりするときに洋服が耳にひっかかり、付け根に負担がかかったり、汚れがたまったりすることが原因です。髪の毛によって影響を受けやすいのは額や首です。背中は寝ている間に蒸れたり、ランドセルを背負うことにより蒸れたりすることが原因です。
手の甲にアトピーの症状が出てしまう原因は、砂遊びの後にきれいに洗わなかったり、いろんな汚れが付着することによって出やすくなります。目の周りに症状がでることもありますが、これは目がかゆくなってこすりすぎたりすると出やすくなります。
アトピーの症状が出やすい部位別対処法
それではアトピーの症状が出ている部位別の対処ほうを考えてみます。まず頭ですが、頭をあらったときに、シャンプーが残らないようにしっかりと洗い流してください。次に額ですが、ひたいは乾燥をさせないことと、前髪が刺激をしないように、髪の毛がひたいにかからないような髪型にしてください。耳の付けの対策としては、服を着たり脱いだりするときに耳に負担がこないように気を付けたり、前開きの服を着るようにするなどの工夫が必要です。
首は髪の毛がかからないような髪型にしたり、ちくちくしそうな首周りの洋服は着ないようにしてください。背中にひどい症状が出ている場合はランドセルの使用を控えたほうがいいかもしれません。ひじの内側やひざの裏側そして脚などは、チクチクやざらざらした刺激のありそうな洋服をさけて、汗をかいたらできればすぐにシャワーを浴びたり、汗を濡れた刺激の少ないタオルで拭くようにしてください。
年齢によってアトピーの症状の出る部位の違い
アトピーは年齢によって症状が出る場所がことなります。赤ちゃんのうちは症状が主に顔に出ます。その後、幼児になってくるとだんだんとその症状が体に広がってきます。またアトピーの特徴として、左右対称の位置にできやすいです。
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