アトピーに有効な3つの栄養素
アトピー性皮膚炎に有効な3つの栄養素とは、ビタミンCとタンパク質、そしてビタミンEです。まずなんといってもビタミンCです。ビタミンCは肌の状態を良好に保つとても重要な栄養素です。ビタミンCは肌の成分であるコラーゲンを生成するのを助ける働きをするとても大切な栄養素です。
ビタミンCの他にもタンパク質とビタミンEも大切な栄養素です。皮膚の成分であるコラーゲンはタンパク質からつくられます。またビタミンEは細胞の酸化を防ぎ、老化を防ぎます。また、毛細血管を広げる働きがあるので、血液の流れをよくします。そして肌の新陳代謝が良くなるので、肌にはとてもよい栄養素です。
それではそれら3つの栄養素はどのような食品に多く含まれているのでしょうか?タンパク質を多く含んでいる食品は、鳥の胸肉、ささみ、納豆、マグロ(赤身)、卵、牛乳などです。ビタミンEを多く含む食品はアーモンドや落花生、抹茶などです。
ビタミンCを多く含んでいる食べ物にはどのようなものがあるでしょうか?鳥や豚のレバー、野菜では、モロヘイヤ、キャベツ、小松菜などです。ただビタミンCは熱に弱く、水に溶けやすいので、加熱したらスープも一緒に食べられるものがいいです。その他、レモンやアセロラ、キウイ、いちごなどにも多く含まれています。
また、キウイ、イチゴなどのフルーツは食後の摂取が効果的です。空腹時よりも、満腹時のほうが多くのビタミンCを体に取り込むことができます。空腹時のほうが吸収するスピードは早いのですが、余分なビタミンCは捨てられてしまいます。一方満腹時は吸収するスピードが遅い分、長時間ビタミンCを摂取できるので、その分多く体内に取り込むことができます。このように食後のデザートというのは理に適っています。