症状が良くなったり悪くなったり
私は子供のころからアトピーがあります。年齢のよって、またその時の生活リズムなどによってアトピーがよくなったり悪化したりすることもありますが、今は基本的に肘の内側や膝の裏がガサガサになる。そして体調が悪い時には首と腹部などに症状が出るという感じです。特にひどい時には、その部分にステロイドを使用することもありますが、基本的には、病院からもらう保湿剤を塗布して対応しています。
そんなある時、友人と初の海外旅行の話が出ました。その行先は韓国です。ちょうど韓流ブームだったこともあり、人気の渡航先になっていたのです。そこでも目的は、買い物と美容です。友人は垢すりをすることをとても楽しみにしていました。私は垢すりをすることに不安があり、病院で医師に相談してからするかどうかを決めました。医師の見解では、綿の垢すりタオルを使用してもらうこと。そして強さはゆるめで。これを守ってあとで保湿剤をぬっておけばよいと言われたのです。
アトピーでも垢すりを体験
実際に渡航してからは2泊3日の旅行がアッという間に過ぎていきました。垢すりをするのは、友人の計らいで最終日にしました。もし最終日だったら、何かあってもすぐ翌日に日本で皮膚科に行くこともできますから。また初日にやって失敗とかすると腫れあがった皮膚で観光どころではないですよね。そのために最終日に行いました。
始めは不安でしたので友人に先にやってもらいました。友人はとても気持ちよさそうでした。友人が垢すりを体験している間、私はゆっくりお風呂に使っていました。これでなるべく皮膚を柔らかく、そして角質を落としやすくするのですね。長くお風呂につかるほど効果があるということで時々休憩をしながらも頑張りました。
私の番が回ってきて、施術してくれる方にお願いをしました。コットンの垢すりを使うこと。そして少し優しくこすることを。意外にもアトピーでも垢すりをする人って多いみたいですね。その方は少し日本語もできたので教えてくれました。そして慣れた手つきでこすり始めたのです。特に痛みを感じることはなく、むしろポロポロ浮いてくる垢が見えるのが嬉しくて快感でした。そして実際に垢すりをした効果はとても良い物でした。
これまで膝の裏とかがさがさになっていたのですが、それが滑らかになっているのです。これは古い角質が取れたんだと思います。でもその部分は軽くこすったのみでそれほど垢すりはしていないんですよ。きっと自然に角質が取れたんでしょう。ほかの部分に関しても滑らかになっていると感じた部分が多かったです。終わった後保湿剤を塗りこむときもしみることはありませんでした。また皮膚の発赤などもなく終了したので、本当によかったです。アトピーでも垢すりはいけると思った瞬間でした。