耳もアトピー
子どもの頃からアトピーがひどく、幼少期は、痒さに耐えきれず、かきむしり、ジクジク・ヒリヒリ痛い思いをしたことをよく覚えています。汗をかく夏場がひどくなると思われがちですが、冬もまた地獄の日々が待ちかまえているのです。
私の場合、冬になると乾燥して肌がとても痒くなります。かゆくてなかなか寝れない日も度々あります。睡眠不足であっても学校へはいかなくてはなりません。服を着替える時、こすれて油分が取られ、さらに痒みが増すのです。
アトピーは身体だけではありません。頭皮や顔、耳といったところまで症状がでます。私の場合、耳がひどかったです。耳たぶの下がざっくりと、それはまるであかぎれのように切れていました。最初は痛いのですが、少し治ってきたころに痒みを感じ、夜中のうちに枕などでこすれたり、自分でかいたりして、翌朝パックリ割れてしまったりしていました。
母に皮膚科へ連れて行ってもらい、症状がひどい時はステロイドで皮膚をまず修復し、良くなってきたら、再発を防ぐためにワセリンに切り替えていました。ワセリンはベタベタして不快だったため、子どもの頃は嫌で嫌でたまりませんでしたが、大人になった今は、季節の変わり目の秋ごろから事前に塗り込むようになっています。そうすることで今は切れて痛むことから解放されました。
耳がアトピーになる原因
耳に生じてしまったアトピーの場合は、洗い不足に関する要因が考えられます。そもそも耳は、数あるパーツの中でも非常に複雑な形状をしている事だけは、ほぼ間違いありません。自分では十分に洗うことができていたと思い込んでいても、実際には洗い残しが生じているケースも、しばしばある訳です。
とりわけ耳の下側部分などは、洗い残しが発生しやすい傾向があります。それで耳に生じてしまう痒みの大部分は、この洗い残しが原因と言われています。それゆえに、やはり清潔感を心がけることが最も大切です。基本スタンスとしては、やはり丁寧に洗うよう心がけるべきでしょう。折に触れて鏡なども用いて、できるだけ全体を洗うよう気をつけた方が良いです。
また耳に生じる痒みの場合は、湿度とも大きな関係があります。そもそも肌が無闇に乾燥してしまえば、どうしても痒みの度合いも大きくなりがちです。保湿不足な方々は、強い痒みで悩むケースも多い訳です。したがって普段の入浴で耳を洗浄した後は、保湿ケアを心がけてあげると良いでしょう。入浴後のタイミングで保湿剤を用いてあげる事により、耳の痒みが改善されるケースもしばしば見られます。
丁寧に掃除する
耳が痒くなってしまう方々は、たまに原因になる物が付着している事があります。このため丁寧に掃除する姿勢が、重要ポイントになってくるでしょう。ちなみにアトピーも、全く例外ではありません。例えば皮脂などには注意を要します。
そもそも皮脂などは、肌に対してネガティブな症状を引き起こしてしまう事が大変多いです。痒みだけでなく、黒ずみなどを引き起こしてしまうケースもある訳です。ただ皮脂が分泌されても、それが除去できれば問題はありません。
ところが普段から耳を洗浄する際に、1ヶ所だけがしっかり洗えていない事もあるのです。それで耳の1ヶ所に多くの皮脂が蓄積してしまって、痒みが生じてしまうケースがあります。それを防ぐ為には、やはり普段からの丁寧さがポイントになるでしょう。
鏡なども併用した上で、きちんと除去する必要があります。また脂分だけでなく、汗なども痒みを引き起こしてしまう事があるのです。汗などもきちんとを拭き取ってあげない事には、やはり痒みも増大してしまう傾向があります。ただし耳の表面部分だけお拭き掃除するだけでは、やはり不十分です。表面だけに限らず、耳の内部まで丁寧に拭き掃除する姿勢が望ましいでしょう。
髪の毛が刺激
大人になってから、耳がガサガサのかゆかゆ状態になってしまったことがありました。寒い季節ということもあり、最初はただの乾燥だと思っていました。それで、ワセリンを塗っていたのですが、見た目のガサガサはマシなようになったのですが、痒みが倍増してしまい、慌てて皮膚科へ走り受診したことがあります。
先生には「かぶれと乾燥が一気にきたアトピー症状に似ていますね。お家でお風呂に入った時、ちゃんとシャンプーやトリートメントを洗い流していますか?最近、化粧品を変えていませんか?もしかしたら、そういった影響もあるかもしれませんよ。」と言われました。
薬を処方され、それを塗るようになって改善はされたのですが、先生の言葉が気になっていたので、トリートメントもヌルヌルがなくなるまでよく洗い流し、そのあと、肌にやさしい赤ちゃん用のソープで耳のあたりのトリートメント成分を洗い流すようにしました。
化粧水も香料の入っていないものへと切り替えて、とにかく痒みとサヨナラすべく必死だったのを覚えています。そして、社会人になっていた私にとって一番恥ずかしいことではありましたが、「髪の毛が耳にあたって刺激していることもありえる」というお話もあったので、ピンでバチバチにとめまくって、治るまで生活をしていました。「恥よりも辛さからの解放されること」が何よりも大切だと思います。同じように悩まれている方、諦めず頑張ってください。
まとめ
耳もアトピー
耳がアトピーになる原因
丁寧に掃除する
髪の毛が刺激
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