アトピーにオリーブオイル
痒くてたまらないアトピー、痒みを止めるためにステロイド剤の処方など受けていらっしゃる方も多いと思われます、勿論痒みにはステロイド剤は大きな効果がありますが、残念ながら副作用があることもまた事実なのです。
では何か、副作用もあまり無く出来るだけ肌の改善が出来るような、痒くて荒れてしまった肌に効果のあるものは無いでしょうか。ここでオリーブオイルを思い出してみてください、食べ物ですので食品アレルギーさえなければ一番安全と言えるオイルです。
食品ですので余分な添加物もありませんし、アトピーの乾燥して荒れた肌には大変に有効な保湿と脂分の補給が出来るわけです。しかも抗酸化作用がありますので、特にアトピー肌には大敵の日焼け防止にも一役買ってくれます。
また活性酸素による美肌効果も期待できますので、この辺りもアトピーに悩んでいる人にはありがたい効果があるわけです。ステロイド剤のようにすぐに痒みが消える、というような効果はありませんが肌自体の改善を目指していくなら、オリーブオイルはお勧めできる品物です。勿論使用前に、アレルギーの有無もありますのでパッチテストをすることや、現在の主治医に相談することもお忘れなくお願いします。
手に入りやすいオリーブオイル
アトピーを食事から改善しようとする人にとって、リノール酸を多く含むオイルを出来るだけ摂らない方がいいと言うことは、以前からよく言われてきました。このリノール酸は、べに花油、ひまわり油、コーン油、大豆油、ナタネ油といったオイルに多く含まれているものです。
中でもコーン油や紅花油などは健康にいいとも言われていますので、常備している方も多いでしょうがここはアトピー改善のために少々堪えてください。でも脂分と摂らずに健康維持は難しいものがあります、どういったオイルがいいのかと言われれば不飽和脂肪酸を含む物が有効だと言えます。
これを多く含むのがオリーブオイルです、実は椿油のほうが含有量は多いのですがオリーブオイルの方が手に入りやすく、また使いやすいと言うことでお勧めできます。不飽和脂肪酸は熱で酸化されてしまいますので、これを防ぐためには炒めたり焼いたりなどの調理ではなく、サラダにオリーブオイルを使ったドレッシングをかけて摂ることが一番面倒も無く手軽に、しかもしっかりと不飽和脂肪酸を身体に取り入れる方法でもあるのです。
まあこの場合、体熱でも酸化してしまうのではという危惧もありますが、毎日の摂取で少しずつでも取り入れて体改善していくと言う気持ちで続けるのも、効果的ではあります、実際に野菜をたっぷりと摂れるという面においても、こちらはお勧めのオリーブオイルでの体質改善方法でもありましょう。
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