カビがアトピーを悪化させる

〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?

カビがアトピーを悪化させる

kabi
アトピーが悪化する原因は、家庭内にあるカビが関係しています。部屋の中には湿気がたくさんあって、室温も高いために、カビが繁殖しやすい環境にあります。カビは、気が付かない間にどんどん増えていきます。

カビは胞子をばらまいていくので、部屋の中にいて息をしているだけで自然に体の中に入ってきます。カビは体に有害なもので、喘息を起こしたりアトピーを悪化させたりします。

そのため、家の中のカビを徹底的に掃除することで、アトピーの症状を抑えることができます。部屋の換気を良くしてカビをできにくい環境にしたり、細かいところまで掃除をしたりします。カビは、いろいろな所にできます。

床や壁、窓ガラスなど家そのものに生えてきたり、カーテンやじゅうたん、ぬいぐるみにも生えまず。気が付かないうちにどんどん広がっているのです。そして、カビはなかなか取れません。1度黒くなってしまうと、普通に洗濯するだけでは落ちないのです。

ひどくなる前にこまめに掃除や洗濯することが大切です。漂白剤をうまく使って付け置き洗いをすると取れる場合のあるので、頑固なカビには根気よく対処しなければなりません。私は、ぬいぐるみは、とっておきたかったのですがやむを得ず捨てました。子どもが抱きしめて遊ぶので、カビが取れないものはあきらめました。

エアコンに注意してください

普段使っているエアコンですが、エアコンから出てくる風の中には、大量のカビ菌が含まれています。フィルターにはほこりがたまるようになっています。ほこりの中にはカビ菌もたくさん含まれています。

エアコンを使うことによって、カビ菌を部屋中の空気の中に広めてしまいます。気が付かないうちに大量のカビ菌を吸い込んでしまい、アトピーが悪化することがあります。エアコンを使うと、空気が乾燥するので、皮膚が乾燥しやすく肌のバランスが崩れやすい環境になります。

その上、カビ菌が体の中に入ってくるので、カビ菌に対して敏感に反応してしまいます。ひどいときには、無意識に掻きむしってしまいジュクジュクしたアトピーになってしまいます。

カビ菌は強い力を持っているのでアトピーだけでなく、体調も崩してしまいます。カビ菌が部屋に広がらないようにするには、エアコンのフィルターをこまめに掃除することです。エアコンの洗浄も効果があります。思っている以上にエアコンの内部は汚く、掃除がしにくいので気を付けなければなりません。

自動的に掃除をするエアコンも効果があります。温度が高くなり汗をかきすぎるのも、アトピーを悪化させます。エアコンをうまく使って、カビを発生させないことが、アトピーの改善につながります。

誰もが持っているカビ

kabi
よくアトピーの原因はダニやカビが原因であると言われますよね。カビと一言に言ってもいろんな種類のカビがいると思うのですが、体に害のあるもの、ないものに分けられると思います。よくお風呂などにある黒カビや食べ物が腐った時にでる青カビはなどは明らかに体にとって害のあるものですよね。

でも普段私達の体に誰もが持っているカビというのもあります。例えばカンジタ菌や真菌などです。これもカビの仲間で誰の体にもある常在菌なので、健康な体である時は無害です。

でも例えばカンジタ菌は免疫力が落ちていたり、抗生剤を飲んだ時などは陰部に出現して強い痒みを引き起こしたりします。カンジタ菌もそうですがアトピーの人が気をつけなければいけないのは、真菌の方だと思います。

アトピーによる睡眠不足やステロイドなどで皮膚の抵抗力が落ちてしまうとこの真菌がアトピーとは別に湿疹を引き起こす場合があります。普通の人でも食生活の乱れや睡眠不足などで脂ろう性湿疹などになる場合がありますがこれも真菌が原因です。

見た目はアトピーの湿疹と似ているので素人だと間違えやすいです。アトピーの湿疹と真菌による食生活は治療の仕方が違うので間違えないようにしなければいけません。

スポンサーリンク

フケの原因はアトピー

アトピーの湿疹の場合はステロイド軟膏や、プロトピック軟膏での治療になってくると思いますが、真菌による湿疹の場合はニゾラールなどの抗真菌薬の塗り薬で真菌を殺菌しなければいけません。もしアトピーと思われるの症状がでていて、正しくステロイドを使っているのに湿疹が一向に良くならない場合は真菌が原因かもしれません。

健康な肌の人で真菌による湿疹ができた場合よりも、アトピーで真菌による湿疹が一緒にできてしまった場合の方が治療も複雑になるので大変だと思います。真菌が頭皮で悪さをするとのフケがでる事がありますが、これは普通のシャンプーではなかなか治りません。

不潔にしていてできるフケではないので…。頭に真菌によるフケができてなかなか治らない時は「コラージュフルフル」というシャンプーを使ってみて下さい。これは日本で唯一、真菌に効く成分が入っているシャンプーで病院でも進められたりします。

私も頭のフケがひどい時はアトピーが原因だと思っていたので、無添加のシャンプーや頭にもステロイドローションを塗るなどしていましたが、少しも良くならなかったので自分で情報を調べてコラージュフルフルを使ってみた所、1週間でだいぶ改善されました。

身体の中のカビ

部屋によっては多くのカビが繁殖している事も、確かにあります。しかしカビは、何も部屋空間だけに繁殖している訳ではありません。身体の中にも、それが繁殖しているケースが多々ある訳です。

それでどちらのカビも、やはり皮膚に対しては悪い影響を及ぼす傾向があります。まず部屋の中に生息しているカビが、悪い影響を及ぼす事は想像に難くありません。それが皮膚にネガティブに働きかけてしまう事で、どうしても肌の状態は悪くなる傾向があります。

それで身体の中にも、たまにカビの菌類が生息している事があるのです。もちろんそれも、皮膚の表面には悪い影響を及ぼしてしまいます。
ところで体内にあるカビの場合は、解決方法はシンプルです。そういった問題は、大抵食生活に原因があります。

普段から食べ過ぎている方々などは、どうしてもお腹の中にカビが生息してしまう傾向があります。あまり食べ過ぎないよう心がけるだけでも、随分とカビの数は少なくなると見込めるのです。もちろん栄養バランスなども、それなりに考える必要はあります。

部屋の湿気対策

アトピーが深刻な時には、カビ対策がポイントになってくるでしょう。基本的には、やはり細かく掃除をする姿勢がポイントになってきます。

まず結露などは、1つのポイントになるでしょう。住宅によっては、時たま結露などが発生する事もあるのです。特に窓に対して、多くの結露が発生するケースは珍しくありません。もちろん水滴なども注意を要します。

こういった結露などは、当然ながらカビが発生する原因になってしまいます。基本的には、なるべく早い段階でふき取ることが望ましいです。人によっては結露が生じた時に、ふき取りが少々面倒だと感じてしまっているのです。しかし、当然それは良くありません。

結露を放置していれば、それだけカビの発生率は高まってしまうからです。結露を見かけたら即座に除去する姿勢が望ましいでしょう。そもそも結露が発生しないよう、自分なりに工夫する事も大切です。それを行えば、アトピーの症状で苦しむ度合いも幾分か軽減される傾向があります。

それとやはり除湿です。室内によっては、部屋の中がかなり湿度が高まってしまう事もあるのです。当然それも良くありません。基本的に晴れた日には、できるだけ換気を行うよう心がける方が望ましいでしょう。とてもオーソドックスな方法ではありますが、そういう積み重ねがカビの発生率を低くする訳です。

また雨が降った日には、対策グッズを利用すると良いでしょう。いわゆる除湿機があるご家庭ならば、それは使ってあげる方が良いです。やはりそれを使ってみるだけで、随分とアトピーの状況も変わってくる傾向があります。

乾燥だけではありません。風通しなども、1つのポイントになってきます。そもそもカビが多い住宅には、1つ共通点があります。家具などが、壁に密着しているケースが多いのです。タンスを動かしてみると、裏側がカビだらけという事例もよくあります。

逆にタンスを壁から少し離しておくと、カビが繁殖しづらい環境になる訳です。押入れにもスノコを設置してみるだけで、カビ発生率は低くなるでしょう。このような様々な工夫を凝らしてみると、アトピーによる痒みなども改善される事例は目立ちます。カビ対策は、アトピーのキーポイントの1つです。

まとめ

カビがアトピーを悪化させる
エアコンに注意してください
誰もが持っているカビ
フケの原因はアトピー
身体の中のカビ
部屋の湿気対策
スポンサーリンク


スポンサーリンク
〈注目記事〉アトピー肌用の入浴剤を実際に試した感想。実際どうなの?

関連記事

アトピーの悪化で抜け毛が増える!?必ず生えるので前向きにケアしよう

アトピーで抜け毛になってしまうのは・・・ アトピーは皮膚の病気と言うメージがありますよね。しか

記事を読む

アトピーをメイクで誤魔化す

中学の頃からアトピー 私がアトピーに悩みだしたのは中学のころからでした。ニキビと一緒に紛れてし

記事を読む

アトピーの原因を探る

アトピーの原因を探る 肌の状態は人によって違いがあります。とくに、肌の弱い人は少しの刺激によっ

記事を読む

りんご1個はアトピー知らず!

アトピー改善にりんご アトピー性皮膚炎になると、辛い痒みだけでなく肌のダメージも大きいので悩ん

記事を読む

アトピーにワセリンが効果あり

乾燥を予防するワセリン 肌が乾燥すると、外部から刺激を受けやすくなり、その結果痒みを発症しやすくな

記事を読む

アトピーに乳酸菌が効果あり

乳酸菌を摂取するとアトピーに効果あり アトピーは乳幼児を中心にかゆみを伴う皮膚炎ですが、近年で

記事を読む

アトピーとハッカ油について

はっか油をスプレー スプレーボトルに水を入れてかゆい所にシュッとふきかけましょう。すっとかゆみ

記事を読む

水素水でアトピーが改善

水素水でアトピー改善!? アトピーはとても厄介な皮膚病です。かゆくてかゆくて仕方がなくて、夜も

記事を読む

水素水のアトピーへの2つの効果

水素水の2つの効果 最近では、水素水という製品が薬店などで陳列されるようになってきました。それ

記事を読む

耳にもアトピーの症状

耳もアトピー 子どもの頃からアトピーがひどく、幼少期は、痒さに耐えきれず、かきむしり、ジクジク

記事を読む

夏にアトピーの症状がでなくても要注意

アトピーは夏になれば症状が軽くなるのでしょうか?暑い夏、アトピー症

アトピーに汗は大敵。汗をかいたらすぐにふき取る

こどものアトピーはもちろんですが、おとなになってからアトピーになる

アトピーはお風呂の入り方に気を付ける

アトピーは免疫反応の過剰が原因の一つです。主な症状としては、かゆみ

昼間はかゆくなくても夜になるとかゆくなる

アトピーは昼間は我慢できる方でも、夜お風呂でシャンプーするときや、

アトピーでかきむしった傷がお風呂でしみて痛い

かきむしった肌は傷ついており、お湯がシミ痛いことがあるでしょう。そ

→もっと見る

PAGE TOP ↑