アトピーに酸性水
アトピーは子供だけでなく、大人になってからでも発症する事がある病気のひとつです。特に子供の頃からアトピーだった人に比べると、大人になって発症した場合にはアトピーとの付き合い方がわからないことから苦労するかもしれません。またアトピーまではいかないけれど、アトピーに近い体質というタイプもアトピーの人と同じように乾燥しない点を注意したほうが良いでしょう。
アトピーの場合、ステロイド薬などで薬のお世話になっている人も多くいます。しかし出来るだけ自然に治したい、薬は最低限にしたいという人に注目を浴びているので酸性水を活用する方法です。決して飲用する訳ではありません。
お風呂の湯船に酸性水を入れてみるとか、アトピーなどで肌が赤くなったりかぶれたりしている箇所に酸性水をスプレーする事で、アトピーの人が苦しんでいる乾燥から少しでも肌の水分量を守る、というメリットがあります。
スプレーをした後はそのままにせず、椿油などで体に油分をプラスします。アトピー体質の人や大人になってからアトピーになった人は、特に女性ならば顔の乾燥は以前から気にしていても手足の乾燥まで気が付かない場合も少なくなく、乾燥して痒みが出てきて掻いてしまうという悪循環に陥ります。
化粧水をつけるだけではだめ
乾燥と言えば冬場だけでしょう?と間違ってはいけません。夏場もエアコンをつけている事が多くなり、梅雨時期以外は案外室内の空気は乾燥した状態になっています。特に夏場は半袖・半ズボンのように手足を露出していますので、肌の水分量を意識しないとすぐに乾燥してしまうのです。よく「水分を意識して化粧水をすぐつける」と言う人がいます。しかしこれは間違っています。
化粧水を付ける事で肌は潤いを与えられて一瞬水分量が増えます。ところが残念ながらこの水分が、あっという間に乾燥してしまうのが化粧水の特徴でもあるのです。肌は水分を与えたら、潤いをそのままキープ出来るように例えば顔の場合ですと乳液をつけたり保湿クリームをつけたりして潤いを保つお手伝いをさせています。
しかし体に関しては「化粧水をつけただけ」というお手入れをしている人が多くいます。それでは残念ながらアトピーが良くなるより、むしろ悪化させる可能性が高くあります。アトピー体質の人は病院に行かなくても、自己ケアだけで普通の肌質と同様なレベルまで水分量をあげる事が簡単に出来ます。毎日のケアは少々面倒な事ではありますが、手抜きをしないでコツコツやる事で安定した美肌を体感出来るようになります。
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