アトピーの人がうつになってしまう訳は!?その理由と改善方法

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アトピーが発症しやすい2つのパターン

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アトピー性皮膚炎で悩む患者さんが最近増えてる傾向があって、これはこれまでアトピー性皮膚炎は主に小児で発症し思春期の頃は症状がよくなって直るといわれてましたが最近成人まで持ち越す患者が増えたためです。

そして湿疹がひどい時期容姿を気にする思春期に当たることが多く、患者にとって深刻な問題で、ストレスなど精神的面が大きく関与しています。そして、うつ病の原因は自律神経バランスの乱れ、偏桃体の暴走などいろいろあって、こうした原因で自律神経の乱れは強いストレスが原因のことが多くて、うつ病はストレスによって発症したりすることが多く、うつ病予防にはストレスを誘発するほかの病気に注意することが大事。

これを誘発するのにアトピー性皮膚炎があり、これは皮膚炎の1つ。湿疹、かゆみが主な症状。これは発症しやすい体質が2パータンあり、アレルギー体勢が強くない体質のかたは親がアトピー性皮膚炎、ぜんそくなど持っていたらアレルギー体質が遺伝して皮膚炎になりやすいです。

そして本人がこうした病気にいぜんなったことがある、食物アレルギーを持ってるなどもアトピー性皮膚炎の発症率が高まります。そしてもう1パターンは皮膚膜などのバリア機能が弱く、異物を撃退しにくい体質で、本来皮膚の炎症は細菌など異物を撃退し体のなかに入らないようにするため起きる免疫反応。ちょっとした刺激でも炎症が起きて炎症が必要以上肥大化したり長期化したりします。

うつになる原因

アトピーは皮膚の病気ですよね。そのため、表面的な皮膚さえキレイになれば良いと安易に考えてしまいがちですが、じつはアトピーは精神面にも密接な関係があるのです。

まずアトピーの人は、人目が気になり必要以上にネガティブになってしまいがちです。「汚いと思われるのではないか」「友達に嫌われたのはアトピーのせいではないか」などと勝手にマイナスのことを考えてしまってはいませんか?

そのように自分を押し込めていると、自然にストレスが溜まっていきます。アトピーにストレスが良くないのは有名な話です。受験勉強や転職など、環境が変わってストレスがかかっている時期にアトピーが悪化した経験は、多くの人が経験していると思います。

またアトピーが悪化している時期は、どうしても引きこもってしまうことがありますよね。誰にも会いたくなかったり、スキンケアが大変で外に出ることが億劫になってしまいます。悪化時で眠れないときは、日常生活にも支障が出てしまうと思います。

さらに重症な場合には鏡を見ることなども嫌になっているため、暗い部屋で過ごしてしまこともあるでしょう。そして今まで挙げた状態は、うつ状態を引き起こす絶好の条件がそろってしまいます。うつは精神の病気だと思われがちですが、心と体は繋がっています。

日光を浴びる

ストレスが溜まり、ケアにいっぱいいっぱい。自分に自信がなく暗い部屋で過ごしがち・・・そんな生活はメンタル的にも健康的ではありません。アトピーの人にうつを併発する場合が多いのは、そのせいなのです。

また暗い部屋にいたり、外に出ることが少ないと日光に当たる時間も短くなってきますよね。これはさらにうつを重くさせてしまいます。
日光を浴びることで、人間の脳は「セロトニン」という脳内物質を分泌します。これは「幸せホルモン」とも言われ、気持ちを前向きにしたり自律神経を整えてくれるとても重要なホルモンなのです。

うつの人はこのセロトニンが出ていない状態でもあります。そのためなるべく、日光を浴びるようにしてみましょう。また朝の光が一番良い効果を発揮します。アトピーで昼夜逆転してしまっている人は、午前中にはカーテンを開けて少しでも日光を浴びる生活をしてみましょう。

「アトピーは皮膚病」「うつは精神病」というステレオタイプなイメージは、もしかすると改善を遅らせてしまっているかも知れません。どちらも密接に関係しあっていますので、治すためには両方からのアプローチを考えてみましょう。

かゆくて睡眠不足

アトピーとうつは関係の深いものがあります。病気になったりすると人よっては思い悩んでうつになってしまう人も多いと思いますが、アトピーも例外ではありません。一言にアトピーと言っても人によって症状は様々で見た目は普通の人と何ら変わらないけど、たまに疲れたときに肌が赤くなったり、かゆくなったりすると言う人も居れば、病院に入院するほど症状のひどい人もいます。

うつになりがちなのは重症のアトピー患者ですが、その大きな原因のひとつに慢性的な睡眠不足があると思います。アトピーが一番かゆくなるのは夜ベットや布団に入ってこれから寝ようとするリラックスタイムです。

仕事や勉強など何かに集中している時はまだかゆみは抑えられるのですが、寝る時、何もする事がない時に我慢できないかゆみが襲ってくるのです。私もそうでしたが、だいたいベットに入っても眠くなるのは、3~4時間後くらいです。ひどい時は朝方まで眠れない時があります。

睡魔がかゆみに勝った時にやっと疲れ果てて眠るという感じです。2~3日くらいならそれでも平気でしょうが、それが一ヶ月、半年と続いたらどうでしょうか?毎日2~3時間の睡眠でその少ない睡眠も熟睡できないのです。

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アトピーになると憂鬱になります

睡眠というのは人間が正常な精神状態を維持するのに、とても大事なものなのです。日常の疲れは睡眠をとる事でしか回復できません。睡眠不足が続くと人間は慢性的に疲れている状態に陥り、結果うつになってしまう人が多いのです。そしてもうひとつの原因はうやはり見た目の辛さがあるでしょう。女性ならば顔にニキビやシミができただけで憂鬱になったりしますよね。

アトピーはそんなレベルの問題ではありません。湿疹が顔に出るのですからその辛さははかり知れないものがあります。たかがアトピー死ぬ病気ではないのだからと言う人もいますが、死ぬよりも辛い人生を歩んでいるアトピーの方は大勢いるのです。

今現在アトピーの原因ははっきりわかっておらず、根本的になかなか治す事が難しいというのもアトピーの人を苦しめています。原因が医学的にはっきりわかっている病気なら治療のゴールも見えているのでまだ精神的に救われるかもしれませんが、原因がはっきりわからない、治療法がはっきりわからない、良くなっても再び悪くなって何回も繰り返す、そんな先の見えない毎日がアトピー患者を精神的に追い込んでいくのです。うつになってしまったらきちんと精神科を受診して治療をしなければいけません。

アトピーによりうつ病併発することは珍しいことではありません、普段からかなり苦しむわけです。私自身アトピーですから大変苦しい思いをしてきました。常にかゆみがあるわけですからそのストレスは半端ではないのです。小さなお子さんがいるお母さんはあまり怒ったりしないほうがいいです。

アトピーでうつに

お子さんは痒いというだけでストレスになっています。私も現在精神心療内科に通っていますが、やはりアトピーから来るかゆみが原因でした。夜眠れないため睡眠薬の処方をしてもらうためです。そして心の傷もあります、中学の時につけられたあだ名があるのですがそのことを思い今でも思い出します。頭をかきむしるとフケのようなものがたくさん出るので、フケ猿と呼ばれてきました。

そのためからかわれていたのでかゆみだけではなく精神的にも辛い思いをしてきたのです。そのような積み重ねがうつを発症する引き金になりますので、身体的疾患からうつ病を併発することは稀ではありません。

アトピー性皮膚炎からうつ病発症すれば学校へ行かなくなって家に閉じこもるケースがありますが、アトピー性皮膚炎でつらく閉じこもってると誤解されることがあって、周囲からうつ病であると気づかれないケースが多く、炎症を見られたくなくて閉じこもってるケースもあって、アトピー性皮膚塩化うつ病化を見分け治療につなげて下さい。

見分け方はいつ閉じこもってるか把握する方法があって、炎症を見られたくないだけなら休日のみ閉じこもってることがほとんどですが、うつ病発症なら学校へ行く気力がなくなり平日も通学拒否することがおっくうになり、休日だけでなく平日も家にこもっていたらうつ病のケースがあります。

そして不眠の特徴を見る方法もあって、アトピー性皮膚炎の患者はかゆみが気になり眠れないことが多くて不眠を訴えたりします。うつ病患者も同じように不眠を訴えることがありますが、アトピー性皮膚炎の患者が寝つき悪さを訴えるに対して、うつ病患者は夜中覚醒してしまうと訴えることがほとんど。

うつ病を発症するのは甘えとか言われますが、それは人生に何の問題も無いししょうがない障害が少なかったの人の言い分です。痒くてたまらなくて眠れないだなんていうことは普通の方にはありません。そのような状態が長年続いた場合、生きているのが嫌になり何のために生まれたのだろうとか、最悪の場合自殺まで発展しかねません。

精神科に行ってみる

小さなお子さんがいる場合はうつむき加減だった場合注意しましょう。いじめられていないかどうかもちゃんと聞いてあげましょう。具体的な精神科での受診は先生にアトピーだから鬱になったとはっきりと告げましょう。

精神科に行くなんて精神病じゃないんだから、と思われるかもしれませんが。身体的疾患というのは精神的に参ってしまうものなのです。。ですから早めの受診を考えてみてください。回復、眠れない場合軽い睡眠薬例えばマイスリー睡眠導入剤になりますがマイスリーなどはよく聞きます。ロヒプノールなどが処方される場合もあります。

眠れないというだけではなく精神的に追い込まれたいじめられたそのような場合は心が落ち着く薬例えばリスパダールその他様々な薬がありますけど処方されます。私も現在その薬を飲んでいます。重篤化する前に早めに診察を受けましょう。そうすれば、早めの受診で心は快方へと向かうでしょう。アトピーの症状というのは非常につらいものです、本人だけでなく聞いてる周囲の方も辛いと思いますが一番辛いのは、症状のある本人なのです。

まとめ

アトピーが発症しやすい2つのパターン
うつになる原因
日光を浴びる
かゆくて睡眠不足
アトピーになると憂鬱になります
アトピーでうつに
精神科に行ってみる
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