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小麦粉でアトピーが悪化する理由

小麦粉はアトピー悪化の要因?


アトピーは、皮膚のバリア機能が低下して乾燥し痒みが強くなる子供から大人まで患うことのある皮膚疾患の一つです。症状がひどくなると肌はごわつき、色素沈着によって体のあらゆる部分に黒ずみが起きることもあります。

アトピーは、体内の水分が上手く循環されずに滞っている状態なので皮膚が乾燥しやすくなっています。保湿を心がけ、汗をかくことで皮膚が潤うと乾燥が緩和されて皮膚のごわつきや痒みが治まることが多いです。

アトピーの症状を悪化させる食材として、脂っこいものや動物性たんぱく質などがあげられますがその中に小麦粉も数えられます。小麦粉は、多くの食品に使われていて冷凍食品やカップラーメンなどの加工食品やスナック菓子を中心としたお菓子類にも多く含まれています。

小麦粉は水を吸収する

小麦粉は、水分を吸収する作用があるので沢山取り入れると体内の水分が吸収されてしまいます。アトピー体質の人は、もともと水分が滞っている状態なので小麦粉を取ることで更に体内の水分が吸収されて滞ることになります。

体内の水分が失われると、皮膚のバリア機能も下がり乾燥が強くなって症状が悪化することがあります。アトピー体質の場合は、小麦粉はなるべく控えて食事を取るようにすると症状の悪化を防ぐことが出来ます。

水分補給をこまめにして充分な水分を体内に取り入れ、保湿を心がけることや汗をかく習慣をつけることで皮膚を守ることが出来ます。アトピーは湿度が低く、乾燥しやすい時期には症状が悪化しやすくなるのでいつも以上に食事の内容や体内の水分バランスに気をつける必要があります。

小麦粉は多くの食品に含まれていますが、中でもパスタやパン、ピザなどの主食となるものの他にもケーキやクッキーなどにも含まれています。大量に取らないように気をつけながら、代わりに米粉を使うと良いと言われています。

アトピーの症状はストレスによって悪化することもあるので、食べたいものを我慢することで症状が改善されない場合もあります。そこで、我慢せずに食べたいものが食べられるようにする為にも必要に応じて小麦粉の代わりに米粉を使って食事に取り入れると良いです。

アトピー体質は、体の内側から変えていく必要があるのですぐに症状を改善させることは難しいですが地道に体質改善を行っていくことで症状は落ち着いていくことが多いです。食事は、体質改善の要となるのでまずは小麦粉の摂取を抑えることから始めていく必要があります。
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