アトピーと眉毛
もともと眉毛が薄くてまばらなのですが、大人になってアトピーが発症してからというもの、顔が痒くて仕方ないのでどうしても掻いてしまい眉毛がだいぶ抜けて薄くなっていました。
アトピー患者かどうかを見分けるには眉毛を見れば大体わかるというくらい、眉の部分は症状が出やすい部分だと思います。眉毛に症状が出やすいというよりは、大人のアトピーは特に顔が好発部位ですので、顔全体をかきむしった時に毛が抜けやすくなるのだと考えています。
最近ではだいぶ症状が落ち着いてきましたが、一時ひどいときには顔からリンパ液が出るときもありました。ちょうどステロイドをやめたころですが、ステロイドなしの生活をしたかったため、我慢していたところ顔の至る所に炎症が出てきて、眉毛の部分も例外ではありませんでした。
起きている時間は掻いている自覚はないのですが、寝ている時間はどうしても掻いてしまうようで、朝起きて顔を洗うと水がしみることもしばしばでした。眉毛に限らず、かゆみがひどい部分の体毛は掻き壊すことで一時的に薄くなりました。人に見せるものではないのでそれほど気にしませんが、眉毛はもともと薄いのもあって、アトピー悪化に伴いかなりまだらになってしまったのがショックでした。
アトピー治療は、ステロイドをやめて非ステロイドやビオチン治療などを利用して行う皮膚科にかかりだいぶ症状が治まりました。最近では、ひどいストレスを感じたり季節の変わり目や花粉の季節などでない限り症状は出なくなりました。
アトピーと日焼け
ですが、アトピー体質であることには変わりはありませんので、日々の生活で気を付けなくてはならないことがたくさんあります。私の場合、日焼けもあまりよくないようで症状が悪化しやすいです。そのため、日焼け止めが必須になりますが、この日焼け止め選びも慎重にしています。
ノンケミカルであまりSPF値の高くないものを、様子を見ながら塗っている状況です。出来れは日焼け止めはぬりたくないのですが、紫外線で悪化するタイプのアトピーなので帽子と併用して使っています。薄くなった眉毛はだいぶ生えそろってきましたが、又掻き壊すと抜けてしまいそうで心配しています。
アトピーはとにかく炎症が出てからよりも、いかに症状が出ないようにコントロールするかが重要です。私の場合はビオチン療法がとても合っており、肌のかゆみが出にくくなりました。内側からのアプローチで、肌のバリア機能が上がったのがよかったと思います。
<この記事はアトピーの方の体験談です>
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