高校生でアトピー
小さいころから肌は弱くて、肌荒れやできもやあせもがよくできる方でしたがアトピーではありませんでした。高校生になったくらいから、あせもから始まって痒みがとれなくなり掻き毟ってひどくなり、結果的に病院に行ってアトピーと診断されました。
今から思えば、原因は食生活とストレスにあったのだと思います。昔からお菓子が大好きな子供で、ご飯を食べずにポテトチップスなどのお菓子をよく食べていました。野菜はあまり食べない子供でした。
アトピーを発症してからは何種類かのステロイド軟膏をもらい、部位ごとに使い分けていました。顔用、首用、体用といった感じで３種類の薬を塗っていました。最初の頃はステロイド剤はすごく効き目があり、塗れば痒みなども治まりました。
ステロイド剤を何年か使用した結果、皮膚が象の皮膚のように固くごわごわになり、色素沈着で日焼けしたように黒っぽくなり、アトピーの範囲もどんどん広がる一方でした。治るどころかひどくなっていきました。ステロイド剤は使い方を誤ると、アトピーを悪化させます。私はステロイド剤に頼りすぎていた面がありひどくなってしまいました。
アトピー改善に酸性水
ますます広がる前に、ステロイド剤を塗るのをやめようとしましたが、塗らないと皮膚が痒くて仕方がなかったりしてやめられませんでした。それ以来アトピーによさそうな物をいろいろ試しました。ルイボスクリームやクロレラクリームなど購入して塗りましたが、逆に痒くなりひどくなってしまいだめでした。たまたま本で酸性水でアトピーを治したという体験談を読んで、酸性水を取り寄せて使用してみることにしました。
酸性水とは、殺菌作用のある水のことで雑菌を殺してくれます。そもそもアトピーがひどくなる原因は、ブドウ球菌などがひっかき傷に繁殖することにあります。それを防げばアトピーがひどくなる要因を減らすことができます。
私は毎日お風呂上りに全身に酸性水をかけていました。また、痒いと思ったらできるだけ患部に直接かけていました。毎日続けた結果、徐々にステロイド剤の使用を減らすことができ、結果的に使用しなくても大丈夫な位に回復しました。
酸性水だけではなくて、できるだけ野菜をたくさん食べるようにしたり、スナック菓子をやめたり食生活の面でも気を付けていました。数年間は首などの色素沈着は残っていましたが、３０歳位になってからはすっかりなくなりました。一時期はものすごくひどかったアトピーですが、今では全く症状はなくなりました。