高校1年生でアトピーと診断されました
私は生まれつきアレルギー体質であり、喘息、鼻炎、花粉症、卵アレルギーなど、幼少の頃から色々と悩まされてきました。高校一年生の時に、目の周りと膝の裏と背中が痒くなり、皮膚科で診察してもらい、その時初めてアトピー性皮膚炎という言葉を耳にしました。
不思議と良く効く塗薬をもらい、また症状が出たらその薬をもらうという形で通院して高校時代が終わりました。大学生時代に、全身が痒くなり、アトピー性皮膚炎に真剣に向き合うようになりました。
どこの皮膚科に行ってもステロイドの入った塗薬を処方されます、が一時的には効くけどまたすぐに症状が出てしまいました。ある本には、ステロイド薬は段々と効かなくなり副作用があるので怖いものだとあり、ステロイドを避けるようになりました。大学生2年生の夏休みに、脱ステロイドで治すと決め皮膚科に行くのを止めました。
そして人から勧められた、お風呂上がりに体に強酸性水を吹きかけるという荒療治みたいなことをしました。すると一ヶ月間で見違える程に良くなり、8月中にほぼ完治しました。
アトピーが体質改善で改善
その後社会人となり日々のストレスや過食、不規則な生活でアトピー性皮膚炎の症状は出ましたが、ステロイド薬には頼らなくてもなんとか生活してこれました。特に皮膚のケアには細心の注意を払い、失われた皮膚のバリア機能を補うセラミド成分が入った保湿薬を使ったり、ワセリンを塗ったり、石鹸を植物由来のものに変えたりと、出来ることを徹底的に試しました。
これで一生アトピー性皮膚炎となんとか付き合っていける、そう思っていました。しかし10年ほど前の転職を機に、これまで以上のアトピー性皮膚炎の症状が出てしまい、痒さによる睡眠障害で不眠症になってしまいました。仕事でのミスも増えストレスは溜まる一方でした。悪化の一途で一年が経ちついには職務を全うできず退職しました。
皮膚も見た目も精神もボロボロでどん底にいた私を救ってくれたのは、東洋医学の体質改善による治療法でした。保険が適用されないので多少費用はかかりましたが、元の健康な皮膚、体、精神状態に戻ることができました。私の体には水分が余計に溜まっていて、冷え性であり、発汗できない体質、運動不足で食べ過ぎ、飲み過ぎであり、これらを改善させれば結果的にアトピー性皮膚炎も治ると医者から言われました。
体を温める漢方薬、腸を良くする漢方薬を処方され、毎日の朝食を人参とりんごのジュースだけにすることや、ジョギング、岩盤浴等で体質改善に努めました。最初は苦しかったけれど3ヵ月で効果が現れました。 現在は、完治したわではありませんが、アトピー性皮膚炎を忘れるくらいの日常生活をおくれています。食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足に至らないように注意しています。
<この記事はアトピーの方の体験談です>
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