アトピー克服サイト

アトピーは精神的にもつらいですが

アトピー発症は小学生でした

私がアトピー性皮膚炎を発症したのは小学生の頃でした。私は現在46才です。その頃はまだ今のようにネットなどの情報もありません。

しかし、20才を過ぎた頃に大悪化をして寝込むほどに。26才の時はアトピー性皮膚炎が原因で網膜はく離と白内障にもなりました。緊急入院で何とか失明は逃れましたが、当時ではアトピー性皮膚炎による網膜はく離は珍しく、手術前にはたくさんの写真を撮られたのを覚えています。

ただ、入院生活は本当の自分を見つけ出すきっかけにもなりました。アトピー性皮膚炎は肌に出る病気なので、自然と誰とも顔を合わせたくなってしまうものです。でも、大きな病院に入院したのでたくさんの科があり、いろいろな病気で悩んでいる人たちの中で生活していると、自分のアトピーですら軽く思えるようになりました。「病気で悩んでいる人はこれだけたくさんいるんだ。自分だけではないんだ」という大切なことに気づかせてくれた入院生活でした。

退院してからも、46才の今にいたるまで、何度かアトピー性皮膚炎は悪化しましたが、そのたびに20年前のあの時の入院生活を思い出すようにしています。アトピー性皮膚炎はとても辛い病気です。症状が表に出るために、人とのコミュニケーションに対して極端に自信がなくなってしまい、性格も閉鎖的になっていきます。

アトピーは精神的につらいですが・・・

確かにアトピー性皮膚炎はガンなどのように命にかかわる病気ではありませんが、聞くところによると、自殺者はとても多いらしいです。アトピー性皮膚炎に悩んでいる方にとっては他の人の病気のことなど考えられる状況ではないと思いますが、決して、自分だけが苦しいのだとは思わないでください。

アトピー性皮膚炎であっても、手足が動き、ご飯が食べられることはとても貴重なことなのです。人間はどこかを患ってしまうとその部分だけにフォーカスしてしまいがちですが、他の正常に動いている部分も決して「当たり前」のことではありません。

アトピー性皮膚炎の症状は心が大きく左右します。そんな時にできるだけ「広い視野」をもって自分を客観的に見つめることができれば、心の中にゆとりが少しはもてると思います。

ステロイド軟膏は使い続けているとドンドン肌を弱めていき、そして心も弱くしていきます。薬に頼り続けて、状態を保つよりも、自分の力で心を強くもっていくことが大切です。

私は今現在も完璧にアトピー性皮膚炎が完治したとは言い切れません。
しかし、アトピー性皮膚炎で得たことは意味があると信じて、その経験をこれからも生かしていきたいと思っています。

<この記事はアトピーの方の体験談です>

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