20歳でアトピー診断
私がアトピーだと診断されたのは20歳の時でした。腕の関節や足の関節、首に痒みが出て皮膚科へ行った時にはまだアトピーだと診断されず、単なる皮膚炎ということで塗り薬や抗生剤を処方されました(すこしじゅくじゅくしていた部分もあったから抗生剤だったのかなと今になって思います)
それからは一進一退を繰り返して、中学高校時代は体育の時間や部活の時間になると汗を掻くので汗を大量に掻いたあとは凄く痒みが出てしまい、本当に辛い日々を過ごした記憶が遠くにあります。学生時代は特におしゃれな洋服を着たり化粧をしたりはしなかったのでその点はあまり苦痛はなかったのですが、タートルネックや首に部分にレース素材が当たるとチクチクしたので、綿のシャツや丸首の洋服を好んで着ていたように感じます。
どんなに寒くてもマフラーやショールなど首に当たるようなものは凄く避けていたように感じます。セーターなども下にシャツを着ていてるにも関わらず、腕の関節部分がチクチクしたのでセーターすら着れない状態でした。またタイツやストッキングにも膝の裏の湿疹が反応していまい、履く事ができなくて、常に眺めのソックスや綿のスパッツタイプの物を履いていた記憶があります。
そんなとうとうアトピーときちんと診断されたのは20歳の時でした。あまりに湿疹が治らず、体調によっては体に広がることもあったので(当時は背中でした)違う皮膚科へ行く事にしました。
そこで言われたのがアトピー性皮膚炎という診断でした。まだ20前後の場合は治るきっかけがあると説明されました。(特に女性は出産で一気に治る人が多いと言う話しでした)
血液検査の結果
血液検査ではハウスダストと猫に強く反応が出ていました。当時は全部屋に絨毯が引いてありましたし、猫も確かに飼っていました。なのでその原因だということはすぐに分りました。また洋服も科学繊維のものは着ないように言われました。そこから私とアトピーの戦いの日々が続くのですが、当時はすごく簡単に考えている部分があって、きちんと薬を飲まなかったり、塗らなかったろ、すごくいい加減に接していました。
食生活も乱れて、20歳を過ぎて飲酒喫煙もしていたので、今思えばアトピーを治すという生活ではなかった様な気がします。痒みが激しい時は適当に薬を使って、ちょっと調子がいい時は何もしないでとの繰り返しをしていた20歳そこそこでした。しかしそんな適当な治療やケアが飛んでもないことを招きました。
<この記事はアトピーの方の体験談です>
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