大人になってアトピー再発
子どものころからアトピー性皮膚炎に悩まされています。子供の時の症状としては、首やひじ、ひざなどの内側の柔らかい部分に汗をかいたときに一気に化膿した湿疹ができたり、耳の下や鼻の下のカサカサが挙げられます。
アトピー治療の為に、皮膚科に通っていましたが、汗をかいたらすぐにふき取ったり、こまめにシャワーを浴びるよう指導されていました。
確かに汗をかくとかゆくなり、湿疹が悪化していたので、なるべく汗をかかないよう気を付けるようになりました。
その後、大人になるにつれて症状が改善し、一時は全く症状が出ない時期もありました。しかしその後やはり症状が再燃してしまい、顔や手の甲など子供の時には症状が出なかった部分にまで症状が出るようになりました。大人になると、エアコンの効いた場所にいる機会も増え、汗によるアトピー悪化はほとんどなくなりました。それどころか、歳をとって代謝が悪くなったせいか、湿疹の治りも遅くなり、子どものころよりもアトピーは悪化してしまいました。
汗をかかないように心がけていた子供のころの記憶があったので、こまめにシャワーを浴びるなど気を付けていましたが、新陳代謝が悪いのでは、と疑い始めて軽い運動をして敢えて汗をかくよう心がける生活を続けてみました。初めは身体が温まると猛烈にかゆみが襲ってきますが、慣れると逆にスポーツをして汗をかいたほうがその後のかゆみやアトピーの症状はかなり改善するのに気が付きました。
アトピーに汗は悪者?
汗をかいたからという以外にも、ストレス解消になったり、身体全体の代謝が上がったからということもあるかもしれませんが、汗はアトピーにとって悪者と考えていたので、価値観が変わりました。それからは、新陳代謝を上げる為に毎日軽い運動を心がけたり、半身浴でたっぷりと汗をかくようにしています。
汗をかくと、かきむしって色素沈着してしまった部分のターンオーバーも早まるような気がしますし、アトピー肌独特のカサカサ肌がだいぶましになります。汗をかいた後はあまりボディーソープなどで神経質に洗わないほうが私の場合は調子が良いです。もしかしたら、汗をかくことで適度に肌が潤っているのかもしれません。
水分補給は内と外から行うように心がけています。半身浴やスポーツ前はたっぷりと水分を補給し発汗に備えています。入浴後はしっとりタイプの化粧水をけちらずに使用して、アトピーのカサカサ肌を防止するよう気を付けています。
<この記事はアトピーの方の体験談です>
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