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赤ちゃんの時からアトピーでした

赤ちゃんの時からアトピーでした

今は二十歳を過ぎた息子ですが、赤ちゃんの時からアトピーと診断されて、肌の弱さには悩まされていました。肌はかさついた乾燥肌で、夏には自分の汗にかぶれ、冬には乾燥でガサガサになります。子どもの頃は耳の下がよく切れて、まぶたは赤く、顔や体の箇所に応じたステロイド剤を塗るのが日課でした。

食べ物は特に制限されていませんでしたが、幼い頃は好き嫌いが激しく、多品目を少量ずつ食べるようにとのお医者さんの指導を守ることができずに苦労しました。成長するにつれてアトピー症状はマシになるかと思いましたが、中学ころからは鼻炎にもなり、相変わらず肌は弱いままです。アレルギーテストは受けていませんが、ホコリがよくないように思います。部屋を片付けろと言っても聞きませんし、散らかった部屋では掃除もままなりません。

ホコリに加えて中学高校時代は部活で汗をかくことが多く、学校生活ではシャワーを浴びることもできませんから、常に肌はやけどしたような赤黒い色をしていて、友人から「医者に行った方がいいよ」と心配されるほどでした。本人は男子のためかあまり気にしていないようで、口を酸っぱくして保湿剤を塗れと言っても普段は何のケアもせず、症状がひどくなると皮膚科で薬をもらってくる程度でした。

ストレスもよくないと聞きますので、大学受験に失敗して浪人したときはひどくなるのではと心配しましたが、肌の調子はよかったのです。おそらく一日中、エアコンの効いた予備校で汗をかかない生活をしていたのがよかったのかもしれません。

大学生でまた悪化

大学生活を送っている今は、肌はまた悪化しています。友達同士でラーメンなどを食べることが多いのも理由の一つかもしれません。寝ているときに電気式毛布を使っていることも肌が乾燥する原因になっているのではと思います。しかし、何を言っても素直に聞くわけもありませんから、もう放っています。

すると友達に聞いたのか、私の化粧水や乳液などを塗るようになりました。こんな肌は嫌だ、なんとかしたいと本人が強く思わないと、そばから何を言っても耳に入らないようです。アトピー用の化粧品ではありませんが、保湿すると多少調子は良くなるようです。寝ている間にかきむしることが減るようで、血が滲んでいることが減ったように感じます。

しかしこれまでの様子を見て思うのは、アトピーが完治することはなく、ただ症状がおさまるだけではないかということです。肌の弱さとは一生のつきあいになるだろうから、うまく付き合っていってほしいと思います。
<この記事はアトピーの方の体験談です>

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