子供のころからアトピー
小さい子ども時代からアトピーに悩まされてきました。皮膚が敏感で乾燥肌、食品アレルギーもいくつかあったみたいで対象の食品や(たとえば…牛乳を口にいれるだけで皮膚にぶつぶつが現れる)肌に少し強い衝撃を与えただけでミミズ張りの蕁麻疹が出てきてしまうなど「なんでわたしだけ?」と思うことが多々ありました。
アレルギーやアトピーで子どもが一番切なくなるときは「おやつ」「給食」の時間です。保育園、小学校、中学校ではカルシウムを摂らせるために牛乳を毎日飲ませるような献立になっています。私の場合ですが、おやつの時間保育園で毎日牛乳が出されていました。私もみんなとおなじように牛乳を飲みたいのですが、保育士さんにいわれ水を牛乳代わりに飲んでいました。
大人は事情を知っていますから不思議に思いません。むしろ牛乳を口に入れようとすると止められます。ですが、同学年の子どもたちは「○○ちゃん、牛乳飲まなきゃいけないんだよ?」「好き嫌いいけないんだ~」など無邪気で残酷な言葉を口に出します。同然傷つきますし、(私だってほんとうは飲みたいのに…)と思います。
誤って食品アレルギー対象を口に入れてしまったことがありました。命取りになる症状ではないのですが、小粒な蕁麻疹のアトピーが全身に現れ、かゆみが全身におそいました。大人は「絶対にかいちゃだめ!!」と止めますが年が一桁の私は自分の欲求に従い掻きむしりました。
痒みと痛みがでてしまう
ひっかき傷ができ、症状が現れていない体にも伝染的に蕁麻疹が広がりました。症状もただのかゆみだけではなくなり痛みもでてきて訳のわからない状態になりました。親が迎えにきてくれて病院に担ぎこまれ塗り薬をもらいましたが、傷や蕁麻疹が治るのに数ヶ月かかりました、蕁麻疹だけならもっと早くに収まったみたいです。
この経験から今では蕁麻疹が現れ、かゆみがどんなにあってもぜったいにかかないようにしています。でも寝ているときに無意識に掻いてしまうことが今でもあります。起きた後に「またやっちゃったか…」と思うのですがどうにもなりません。対策として部屋を乾燥しないように夜は加湿器を動かすことにしています。
体質だから仕方ないと思うしかないという気持ちですが、できればこんな思いをしない体を手に入れたいです。どうしよもないことはわかってはいるのですが…。冬はお風呂上がりにクリームを塗るなどして体を保湿しるように努力しているのですが、どうにもなりません。
<この記事はアトピーの方の体験談です>
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